【お天気気象転結】穏やかな年に
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼1月12日配信号 担当
鈴木純子
元日の能登半島地震により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
厳しい寒さや雪、雨の中で避難生活を送られている皆様に一日も早く穏やかな生活が戻るよう願います。
被災地で大雨などの警報が出ることがありますが、地震により地盤が緩んでいるため警報の発表基準を7割くらいに引き下げています。
少しの雨でも土砂災害などのリスクが高まるということにご留意いただき、崖など危険な場所には近寄らないようにしてください。
▲1月6日多摩川沿いで見られたダイヤモンド富士
1月6日の午後、多摩川沿いにカメラを構えた沢山の方が日の入りを待っていました。富士山山頂に太陽が沈む「ダイヤモンド富士」が見られるということで、私もにわかカメラマンとなりました。
大変な新年のスタートとなりましたが、今後少しでも笑顔になれることがありますように祈りを込めて写真を撮りました。
▲雑煮を作りました 蒲鉾で辰年アピール
話が前後しますが、年末年始は久しぶりに千葉県流山市の実家で過ごしました。筑前煮やお雑煮を作り、両親に美味しいと食べてもらえて嬉しかったです。
大みそかは弟家族と久々に実家で食卓を囲みました。ただ義妹と「久々に飲もう!」と言っていたのにハイペースで飲んでいたら寝てしまい、甥っ子が顔を出してくれたのにも気づかず、後片付けも母と義妹にしてもらうという失態。娘には「飲みすぎ!」と注意されました。
▲明治神宮南神門 辰の絵馬も
新年は地元の神社と明治神宮へ。
新しくなった原宿駅は、明治神宮へのアクセスが良くなっていました。
8日だったからか、参拝するのにそれほど並ばず、成人の日ということもあり、晴れ着の方がみられて微笑ましく思いました。明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」は22番。
昭憲皇太后御歌「いかさまに身はくだくともむらぎもの心はゆたにあるべかりけり」
どのように身を粉にして忙しい仕事に熱中しても、心はいつも落ち着いて、広く豊かに、ゆとりを持つように心がけることが大切です。……おっしゃる通りです。この心がけで2024年も生きていきます。どうぞお付き合いくださいませ。
気象予報士 鈴木純子