「そんなバカなことをやるの？」マイナ保険証の利用拡大に“支援金”…コメンテーターから疑問の声

保険料を安くすればいいんですよ

政府は来年1月から健康保険証をマイナンバーカードと一体にした「マイナ保険証」の利用拡大策を始める。利用率が上がった医療機関に支援金を出す制度を導入し、患者へ利用を働きかけるよう促す。現在の利用率は4%台で、低迷が続けば現行の保険証を原則廃止する1年後に混乱が起きかねない。支援金は診療報酬に上乗せする形となる。24年1〜5月と同6〜11月のそれぞれの期間で23年10月と比べたマイナ保険証の利用率がどれだけ上昇したかによって金額を決める。

寺島アナ「内藤さんこれいかがですか？」

内藤「何言ってんだかよく分かんないですよね。だって患者の利用を促したいわけですよね。一番いいのは保険料を安くすればいいんですよ。患者がマイナ保険証を利用すれば医療費が安くなるとか、あるいは利用回数に応じて保険料が安くなるとか。マイナ保険証を利用する一つの大きなメリットは事務コストが安くなることじゃないですか。その分、患者の負担も安くなるっていう理解で医療費を1割引きにするとかね。期間限定でいいんですよ。例えば、マイナ保険証の利用者が7割を超えるまでは、1割引きますと。病気になるとみんな病院に行きますけど、健康診断とか結構面倒くさくて自営業だと行きにくいとこもあります。そういう時にマイナ保健所で健康診断を受ければ1割引きますということをやれば使うじゃないですか。」

寺島「医療機関じゃなくて、マイナ保険証を使う我々に何かメリットはないんですね。」

内藤「医療機関がマイナ保険証を使った患者さん増やせば、ってことは医療機関に営業させるんですか？」

寺島「マイナ保険証やりませんか？みたいなことですよね。」

内藤「あるいは当院でマイナ保険証をご利用の方には何ポイント還元とか、キャッシュバックとかそんなバカなことやるんですかね？」

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