年末の無料食品配布やこども食堂の増加に大竹。「税収が3年連続で増えてるなら、もっと使い道考えて」
12月27日の大竹まことゴールデンラジオは東京新聞の「歳末ぎりぎりの人生」という記事を紹介し、大竹がコメントした。
東京新聞によると、生活に困窮する人への無料の食品配布会が年末年始を前に、東京都内各地で開かれている。23日に食品を受け取ったのは、自立生活サポートセンターもやいで過去最多の779人。そして、てのはしでは新型コロナウイルス禍前の2019年度の3.2倍530人に上った。もやいの大西理事長は「物価が上がる一方で、生活保護や年金などの給付額はあまり上がっていない。政府の低所得世帯への現金給付も、基準より少しでも収入が多ければ恩恵がなく、ぎりぎりの生活を何とか維持している」
てのはしの清野事務局長も「コロナ禍が多くの人に影を落としている。見えにくいところで困窮する人が大勢いる」と指摘。「国や行政支援団体がどんな有効な手立てを打てるかが問われている」と話した。
壇蜜「ご飯配ってるってことですよね」
砂山アナ「そうです。食品を」
大竹「これに加えて、こども食堂の数が全国で9131カ所みたいですね」
砂山アナ「こども食堂がこれまあ先日のニュースでこれ読売新聞のええ記事です。12月17日の記事。こども食堂の数が中学校の数と同じぐらいのまあ全国9131カ所になったことが分かりました。むすびえさんの調査ですね。近年子供の居場所づくりや貧困対策として、各地でこども食堂の開設が進んでいて、義務教育学校を含む公立中学校数9296校とほぼ並んだとあります。これぐらいこども食堂がいっぱいまあ全国に増えているということですね」
大竹「義務教育の公立中学校の数とこども食堂の数が並んだと。慶太郎くん。今年の税収はどうなってますか?」
砂山アナ「はい。2022年度の税収は71兆1374億円です。前年度よりも6.1%増えて3年連続で過去最高を更新しています。企業業績が回復して法人税収が膨らんだほか、歴史的な物価高で消費税収が増えました。さらには賃上げの動きが広がったことによって、所得税収も伸びたということです」
大竹「所得税収がどれだけ伸びたか、ちょっとピンときてないんですけども、税収が71兆1374億円。過去最高。過去最高の税収です。これだけ見れば税収こんなにあるんだから国は豊かになってんじゃないのかなあと思いますよね」
壇蜜「思いましたけど、さっきの記事では食べるのに困ってる人がたくさんいます」
大竹「そうなんですよ。税収はこんなに上がってるのに、一方ではこども食堂が中学校の数と並ぶくらい増えている。困ってるという人がたくさんいる。しかし、この税収の伸びの税収三つぐらいがね、所得税法人税消費税この3つの中に入るわけだけど、消費税。これが伸びてるわけだよ。物価が上がるからそれにかかってる消費税は上がるよね。消費税がものすごい収入上げてるわけだよ。お給料も上がっているだろうっていうふうには書かれてるけど、所得税の伸びは、広く一般に浸透しているわけじゃないよね。これだけの税収が伸びてて、だったらこの税収をうまく使えばこども食堂はこんなに増えなくてもいいんじゃないのって思うよね」
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