須賀健太、名作ドラマ「人にやさしく」を振り返る

須賀健太、名作ドラマ「人にやさしく」を振り返る

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12月26日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に俳優の須賀健太さんが登場!高橋優さんとはXのアカウントをフォローし合っているという間柄で、須賀さんの子役時代の話や現在の仕事の話、趣味の料理の話などで盛り上がった。

高橋優「もともとこの世界に入ろうと思われたきっかけは?」

須賀健太「日曜日にやっている特撮ドラマが大好きで、当時4歳だったんですけど、同い年の子が怪獣から逃げて助けられる、みたいなシーンがあったんですよ。で、『僕も助けられたいな』と思って。テレビみたいな概念がその頃無かったんですよ、小っちゃすぎて。『どうやったらヒーローに助けてもらえるんだろう?』みたいな。それで親に相談したら、よくある新聞の子役募集みたいなのに応募してもらったっていうのがきっかけですね」

高橋「自分発信だったんですね」

須賀「そうですね、でも役者になりたいというよりヒーローに会いたい、みたいな(笑)ちょっと微妙な動機なんですけど」

高橋「その夢は叶ったんですか?」

須賀「叶えられました。8歳の頃に『忍風戦隊ハリケンジャー』にゲストで呼んでいただいて、まさに爆発の中を走って怪獣から逃げるシーンがあって」

高橋「どうだったんですか?夢が叶った瞬間というのは?」

須賀「変身シーンを生で見る機会があったんですけど、当時ヒーローが本当にいると思っていたので、いつまで経っても変身しないんですよ、『変身!』って言ってから。『あれ? おかしいな』って思っていたら、隣から出てきたのを目撃して、嬉しくもあり、ちょっと切なくもある回でしたね、僕の中では」

高橋「それからね、僕なんかは毎週観てたんですけど、月9ドラマ『人にやさしく』。その当時のこと、覚えていらっしゃいます?」

須賀「断片的ですけど覚えていて、子供だったので物語の中に入り込んでいたような3ヵ月間で、共演者の香取慎吾さんや松岡充さん、加藤浩次さんたちが本当に優しく、役柄通りに接してくださっていたのもあって、疑似体験じゃないですけど、演じているっていうよりは、『明君』になっていたみたいな感覚で過ごしていましたね」

坂口愛美アナ「この『人にやさしく』はオーディションだったんですか?」

須賀「オーディションで、当時僕はオーディションめちゃめちゃ受けてたんですけど受かんないみたいな時期が続いていて、本当に小っちゃい頃って親の方が大変なんですよ、送り迎えとか全部親がついてきたりなんかしてたので。『大変だからそろそろ辞めようか』みたいなタイミングで『人にやさしく』が決まって。レギュラーっていうのもほぼ初めてで、ホントにガラッと生活が変わった感じはありました」

高橋「香取慎吾さんたち出演者の方々とのコミュニケーションはあったんですか? カメラが回ってない時に」

須賀「当時ずっと遊んでもらってて、特に香取さんは本当に僕ベッタリでずっとくっついて遊んでたりしたので、うっとうしかったんじゃないかなって思います。もう大好きすぎて」

高橋「どんなところが大好きだったんですか?」

須賀「ロケバスとかで移動する時も、『健太乗って行きなよ』って言って、自分の車に乗せてくれたりとか、一緒にロケ弁食べたりとか、すごくいいお兄ちゃんで。僕もきょうだいが下ばっかりなので、本当にお兄ちゃんが出来た感じで。ドラマ以外にもたくさんお仕事されていたんで、相当疲れていたと思うんですけど、そういう感じはまったく無く、パワフルに遊んでくれてたな~って印象があります」

高橋「それはドラマにも出ていたと思います。本当に家族みたいだったもんね」

坂口「そうですね、空気感がね。2017年にはテレビ番組で当時の共演者の皆さんと再会されたそうですけど、この時ってどうでしたか?」

須賀「なんかでも、香取さんとか皆さんが僕にどう接していいのかわかんない、みたいな瞬間は多分ありましたね。なんかデカくなりすぎてたんで、正直(笑)。で、初めて4人でお酒で乾杯させてもらう企画があって。僕的にはめちゃくちゃ嬉しくて、そういうことがない限り、全員で会うことなんてなかなか難しいと思うので、お会いできて嬉しかったですけど」

 


「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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