純次と直樹、約30年前のクリスマスを語る
12月23日放送の「純次と直樹」(文化放送)は、高田純次と浦沢直樹が約30年前のクリスマスについて語った。
高田「今日がクリスマスのイブイブ」
浦沢「今は静かですけど、バブル景気のころは騒がしかったですよね」
高田「だよね」
浦沢「ちなみに、バブル景気とは、1986年12月から1991年2月までの51ヶ月間をいうんですって。高田さん、その時、何してました?」
高田「俺が44の時は、元気が出るテレビやってたな」
浦沢「元気が出るテレビは、クリスマスイブあんまり関係なさそうですね」
高田「ところがね、そうだ突然思い出した。クリスマスイブの日に、僕の大好きな、由美かおるさんのね、インタビューがあった。由美さんはその日しか空いてなかったのよ。俺ちょっと用事があったんですよ。確か女の子の用事だったのかな?それを打ち消して、由美さんとのインタビューで」
浦沢「その日だけ空いてたんだ。その日だけお風呂に入らない日だったんですね」
高田「多分ね」
浦沢「由美かおるさんの指輪を飲み込んじゃったの?(笑)」
高田「その時は指輪を出してくれなかった。考えてみたら人の指輪なんてなめるもんじゃないね。汚くてしょうがない。もうしょっちゅう口洗ったけどさ。浦沢さんはそのころ何してたの?」
浦沢「“YAWARA!”や“MASTERキートン”描いてるころですね。そのころは、もうごった返しちゃって、漫画家には年末進行があるわけですよ。印刷所だとか編集部とかいろんなところがお休みに入っちゃうんで、とにかくその前に正月分の休みの原稿は全部入れろっていう」
高田「漫画家の人は元旦とかは休んでたの?」
浦沢「休みない時ありました。ずっと仕事したことある」
高田「売れっ子は大変だね」
浦沢「年末とゴールデンウィークとお盆は地獄なんですよ。もう仕事してんだから生きてんだか死んでるのかわからない(笑)」
高田「死にながら描いてる(笑)」
「純次と直樹」は土曜夜6時30分から、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。