自分の声は好き?嫌い?「理想の声」について考える
女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた12月22日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「『みんなの理想の声』をクリエイティブ!」というテーマでお届けした。
ハスキーボイスやアニメ声など、人それぞれ特徴が異なる声の形。音楽配信サービスやポッドキャスト、オーディオブックなど音声コンテンツに触れる機会や手段が年々拡大している声・音声の時代にいる中で、「イケボ」「カワボ」など素敵な声に対する総称も増えてきている。
今日はそんな世の中に数多ある声に注目し、声とは切っても切れないラジオという媒体を使って「みんなの理想の声」について徹底的に考える。
ブルボンヌ「ほとんどの人は(自分の声を)録音した時に自分の骨の反響と違うから『自分の声ってこんな声なんだショック』が子どもの頃にあって、そのせいで調査によっては7、8割の人が自分の声が好きじゃないって言ってるらしい」
重藤暁「えー!?」
ブルボンヌ「自分の声が好きっていうだけで選ばれてるんだよ。自己肯定感が高い人なんだよね」
重藤「ブルボンヌさんはご自身の声、お好きですか?」
ブルボンヌ「わたし嫌いだったのよ、やっぱ女っぽいとか変な声みたいなイメージがあって、でもやっぱラジオの仕事をやるようになって意識するようになってからは、だんだん『声自己肯定感』が上がったみたいで、そうすると自然とそれが出るのか、ここ1、2年で『良い』って言ってもらえるようになってきた。みんなも自分の声を愛してね(笑)」
重藤「西川さん、自分の声は好きですか?」
西川あやの「わたしは自分の声を聞きながらお酒飲めます」
ブルボンヌ「あっ!さすが声ナルシスト!」
重藤「自己肯定感の塊」
西川「いまブルボンヌさんが仰ってたように、わたしも最初ラジオ局入ったときに自分の声にショックを受けて、『嫌な声だな』と思って。いろんなお便りをいただいて、一時期、封書で『キンキン喋るな。性格の悪さが声に出ている』って来たんですよ」
重藤「うわぁーー!!」
ブルボンヌ「きっつ!!」
西川「『いや、あんたのほうが性格悪いでしょ』って思ったんですけどね。でも、たしかに自分の録ってる番組宣伝とかを聞くと、声張ってるからキンキンしてるように聞こえたんですよ。だからそのあと低音とかも意識して自分で調整して色々考えてきたから、いまはお酒飲めるんだ!」
ブルボンヌ「だからだ、いまもう全然キンキンなんて感じないもん!」
西川「嬉しい〜(笑)」
さらに、ハムボ(ハムスターボイス)や、ViVi主催の国宝級イケメンランキングでの「イケボ部門」などについても話した。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
Podcastはこちらから