【お天気気象転結】今日は冬至、週末は真冬の寒さ……
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼12月22日配信号 担当
伊藤佳子
「冬至」のきょう、東京の日の出は午前6時47分、日の入りは午後4時32分。本当に日が短いですね。今週は冬型の気圧配置が強まって、真冬の寒さとなった日もありました。
19日(火)の朝は、都心で3.4℃と、この時点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。じっと立っていると震えが来るようなその日の朝、政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、自民党・安倍派と二階派の事務所に東京地検特捜部が家宅捜索に入りました。
▲二階派・志帥会事務所前に待機する報道陣
私は永田町にある二階派「志帥会」の事務所前で取材していましたが、ダウンを着てカイロを貼っても本当に寒かった……。
待機していた5時間半の間、日差しの温もりを感じられたのは1〜2時間ほど。あとは周りのビルにも邪魔されてほぼ日陰。
近くの安倍派「清和政策研究会」の事務所前に早朝からスタンバイしていた気象予報士でもある田中記者は「よりにもよって寒い日ですね……」と暖かい飲み物を差し入れしてくれました。
▲田中正史記者
それにしても東京地検特捜部の係官らは、9時58分に南方向から14人、10時25分に北方向から11人進んできて「志帥会」事務所のビルに入っていったのですが、なぜ違う方向から、しかも二手に分かれて捜索に入ったのでしょう?
どうでもいいことなのですが、気になる……しかも少なくとも5時間ほど係官は外に出てこなかったのですが、家宅捜索の時って特捜部の人は「お昼ごはん」はどうしているのでしょう? 手に持っていた大きな黒のバッグにお弁当でも入っていたのか? ……これも気になる。
今年は観測史上最も気温が高い1年になるのは確実で、この冬も「暖冬」という予想ではありますが、一時的に強い寒気が入り大雪となる可能性もあります。
ここ2~3日、冬型の気圧配置が強まって日本海側では大雪となった所もあります。年末年始の旅行や帰省で、遠方に行く予定のある方もいらっしゃるでしょう。
旅先も含めて最新の気象情報や交通情報を確認してください。
今年も「お天気気象転結」にお付き合いくださり、ありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。
▲来年も純子アナとの講演会ができれば嬉しいです。そして気象災害の少ない年になりますように!
▲ドジャースのキャップが売れている……取材した渋谷「THE CAP TOKYO」にて
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子