地域や子供も変えていく? スポーツが社会に与える影響
12月13日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「スポーツがもたらす社会現象」をテーマにお届けした。先日報じられた大谷翔平選手のドジャース移籍も含め、今年はWBCにおける日本代表の優勝、Jリーグ30周年、男子バスケットボール日本代表の活躍など、スポーツの話題が特に豊富だった。そんなスポーツは社会にどんな影響を与えているのだろうか?
西川あやの「WBC日本代表が3大会ぶり、3回目の優勝でした。東京ドームの試合、行ったんですよ。佐々木朗希選手が投げる日だったんですけど」
石戸諭「3月11日ですね」
西川「いつも(プロ野球)のジャイアンツ戦とは違うチケット代でした。遠からず近からず、みたいな、普段は4000円ぐらいで観られる席が6000円ぐらいで。空き席はほとんどなかったです。大盛り上がりでした」
石戸「最初のうちはお客さんが、半分お祭り的なところもあったけど、決勝ラウンド、一発勝負になってからは(違った)。どんどん真剣モードになった、というのは感じました」
西川「きのうYahoo!の検索大賞というのが発表されて、アスリート部門で1位が大谷翔平選手で、2位がラーズ・ヌートバー選手で、3位が吉田正尚選手、4位ダルビッシュ有選手、5位、バレーボールの髙橋藍選手……。野球が占める割合、高いですね」
石戸「そりゃあ今年はコレでしょう。大谷、ヌートバー、吉田、ダルビッシュ……。全員WBCで(検索数の順位が)上がっているでしょう」
西川「5月にはJリーグが30周年。8月に甲子園(高校野球)で慶應が107年ぶり二度目の優勝。石戸さん、思うところは?」
石戸「Jリーグのほうはある。(新聞記者時代に)岡山支局だったとき、いまJ2のファジアーノ岡山というチームができて。僕が取材に行ったとき、まだ社会人リーグとかだった。力入れるぞ、とギアが上がってきた年とたまたま一緒だったんですよ。当時取材していて、いまも割とつながりがある取材先です。そのときも、地域にプロスポーツがあるということがどれだけすごいか、と思った」
西川「はい」
石戸「身近に選手を見に行くし、お客さんはつくし。入りたいって子供たちが増えるから、明らかに岡山でサッカーしている子たちの意識も変わってきた」
西川「競技人口に与える影響、大きいですね」
石戸「あと地域に与える影響。Jリーグはチーム数を増やした。いろんな地域にチームを置く、という戦略に変えたので、それは野球と違うところ。その意味はすごく感じた」
西川「地元のチームとなると応援したくなりますもんね」
永井玲衣「経済効果だけじゃないですね。競技人口が増えるとか、地域愛とか」
石戸「あとそれを介して共通の話題ができる、目指す場所ができるとかもある」
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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