【西武】水上由伸投手インタビュー　「もう自分がやるだけなので、来シーズンは楽しみにしていてください」

――辻発彦さん（ライオンズ前監督）が、水上投手はブルペンの中心として必要な選手と話していましたが、どう感じていますか？
水上「今年、連続して50試合を投げる難しさを身に染みて感じました。コンスタントに投げ続けていれば、自然とそうなっていくんじゃないかなと思います」

――疲労をいかに抜くかということ？
水上「疲労は全部取れるわけではない。そこは体の強さや筋量を維持しながら、自分自身のケアの力だと思います」

――夏場に食が細くなるといったことは？
水上「僕はあんまりないですね」

――食事に関してこだわっていることはあるか？
水上「バランスとか考えてストレスをためたくないので、その日に食べたいものを食べています」

――1週間鍋料理というように、同じ食べ物でも大丈夫というような話を聞きましたが？
水上「全然いけます」

――鍋は自身で作られる？
水上「作りますよ(笑)。野菜を切って入れるだけですし」

――作ったら後片付けをしないといけないですが、それは苦にならない？
水上「それは全然。僕はO型ですけど、意外に綺麗好きなので (笑)。 (片付けを)やってからゆっくりしたいですし、先にやります。やることをやって、後はゆっくりです」

――水上投手流、鍋のこだわりはありますか？
水上「ここも綺麗好きなところがでると思うんですけど、(具材を)入れる順番を決めています。綺麗に盛り付けたいです」

――綺麗好きなところはピッチングにどういった影響を与えている？
水上「なにかありますかね(笑)。ロジンバッグの位置とか、プレートの上の土を足でできるだけ払って、綺麗にしてから投げるとか。それが投球の一連の動作かもしれないです」

――ロジンバッグの位置は投手によって異なる？
水上「全然違うと思います。みんながこだわっているかは分かりませんけど、僕は自分の(動きの)パターンがあるので」

――細かく決めている？
水上「だいたいは決まっています。癖になっているので分からないんですけど、決めた位置に置きなおしますね」

――位置が変わるとやはり嫌ですか？
水上「嫌ですね」

――ファウルラインを跨ぐ足なども決めている？
水上「僕はそれもしっかりしていますね。無意識です。小さい頃からなので、それも癖だと思います」

――調子が悪い時には変えてみようとなる？
水上「調子が悪いのをそのせいにしたくないので、ないですね」

――来シーズンに向けてどのようなオフシーズンを過ごしたいですか？
水上「今年は最悪のシーズンだった。もう自分がやるだけなので、来シーズンは楽しみにしていてください」

※インタビュアー：文化放送・長谷川太アナウンサー