「人数が増えれば増えるほど問題意識が薄まってくる感じがする」大竹まこと、自民党裏金問題の今後の展開を危惧
12月12日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、自民党の最大派閥の安倍派が政治資金パーティの収入の一部を裏金化していたとされる問題について、パーソナリティの大竹まことが「人数が増えれば増えるほど、問題意識が薄まってくる感じがする」と今後、問題が矮小化されることを危惧した。
番組では、安倍派が裏金化した金額が直近5年で5億年に上る疑いがあるとした朝日新聞の記事を紹介した。フリーライターの武田砂鉄氏は、「派閥の論理なんて外側に居る我々は考えなくてよい。党であり、政権の問題で、誰が一番もらっていたとか誰が一番悪質だとかに焦点を当てるのではなく、そもそもやってはいけないことをやっている。少額だからいいよね、なんて流れにもっていくのではないか心配だ」と自民党と岸田内閣のこれからの対応に懸念を示した。大竹は「岸田さんが安倍派の議員を全部どけるって言っているとか噂があるけれど、岸田派でも過小記載の疑いもある。岸田さんがいち早く派閥を脱退したけど、離脱したからいい、なんて論理は通用しないよね」。と岸田総理の姿勢を批判。さらに「人数が増えて問題意識が薄まってくる感じがするよね。役職のある人を2人くらいバッサリ切って終わらせるんじゃないか」。と危惧し、「こういうことがあるから政党助成金を導入したんじゃなかった?だったら政党助成金をやめろよ」と語気を強めていた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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