ホリプロマネージャー・南田裕介が、鉄道初心者の高橋優にオススメする鉄道3路線!
12月12日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー「10時のおとなりさん」に、ホリプロマのネージャーである、南田裕介さんが登場!マネージャーとして活動をしながら「タモリ倶楽部」など数々の番組で鉄道愛を披露している南田さん。今回は高橋優さんに、オススメの3路線を紹介した。
坂口愛美アナ「今日は鉄道に詳しくないと言う高橋さんのために、南田さんが3つの路線をオススメしてくださるということで。では、1つ目からお願いします」
南田裕介「ハイ!まず1つ目はですね、『京急』! 京急本線、久里浜線など色々ありますけど、京急は面白いですねえ!主に、品川から横浜、あるいは浦賀、久里浜、逗子葉山など、要は東京と神奈川を結ぶ私鉄路線で、羽田空港とも接続していまして、たくさんのお客さんを運んでいるんですけど、とにかく速いんですね!」
高橋優「普通にスピードが速い!?」
南田「快速特急・快特と言うのがあるんですけど、120キロ運転でアクロバティックなんですよね。JR東海道本線と並走していまして、JR東海道本線は比較的まっすぐに走ってるんですが、京急はちょこちょこカーブがあるんですよ。カーブの前まで一旦加速して、減速してカーブを曲がって、そこからまた加速するみたいな、そう言うのが結構あって。あと京急蒲田の界隈は高架化になっていまして、ジェットコースターに乗ってるみたいなんですね、アップダウンも意外とあって。1番前の車両の運転席の後ろに乗ると、これ業界用語で『かぶりつき』って言うんですけど……」
高橋「『かぶりつき!』 技の名前みたいな(笑)」
南田「1番前で『かぶりつき』をしていると、凄い間隔で列車が通過したりするのを間近で見られるので、やっぱ『交通を支えてるな!』と思うんですね」
高橋「じゃあ『かぶりつき』の乗客同士がすれ違うこともあったりするんですか?」
南田「それは100%いますね(笑)。2100型電車と言うのがあるんですが、これは運転席のうしろに椅子があるんですよ。そこだけ100%座ってるんですよね(笑)」
高橋「かぶりつきたい人専用の席まで用意されてるんだ!」
坂口「2つ目は?」
南田「『武蔵野貨物線』です! 埼玉、千葉、東京を結んでいる外環状線みたいな路線なんですけど、府中本町から南は貨物専用になるんですね。これが熱いんですよ。南武線の線路は結構曲がりくねりながら行くんですけど、武蔵野貨物線はまっすぐ鉄橋が伸びて、ドーンとトンネルを通るんですよね。で、梶ヶ谷貨物ターミナルとかに出たな、と思ってまたトンネルに入って、『うわあ~、長いトンネルだな~!』と思って気が付いたら新鶴見新工場に出ていると言うですね、まるでタイムマシンに乗っているような気持ちになって……これ、基本的には貨物列車しか走らないんですけど、時折『特急鎌倉号』って言うような臨時列車が通るんですね。これに乗りたくて。特急になる前は『ホリデー快速鎌倉』っていうのがあったんですけど、何回も乗りましたねえ」
坂口「3つ目は?」
南田「『瀬戸大橋線』ですね! いわゆる本四備讃線。瀬戸大橋と言う、本州と四国を結ぶ巨大な鉄橋なんですけど、これぜひ乗っていただきたい。例えば我々お台場に行く時、ゆりかもめでレインボーブリッジを通りますよね? これに乗ると、まあ『スゲーな!』と思うじゃないですか。ここは橋が『ドンドンドンドンドーン!』といっぱいあるんですよ。瀬戸大橋って1つじゃなくて、いくつもの橋が連なって本州と四国を渡してるんですけど、これを『かぶりつき』で見ていただくと、『この巨大な鉄橋、よく作ったな!』って思うんです」
坂口「じゃあ、ゆりかもめだと夜に乗っても綺麗ですが、昼間の方が?」
南田「基本的に昼間に乗る方がいいですね。そうすると巨大な建造物に対する畏敬の念を抱かざるを得ないんですよね! しかもオススメの列車があって『瀬戸大橋アンパンマントロッコ』と言う、列車があるんですよ。瀬戸大橋をトロッコ列車で走ることが出来るんです。これ最高ですよ!(笑)。しかも車内にはアンパンマンのイラストがたくさんあるし、すごくワクワクする列車なんです」
この他にも、高橋さんの地元・秋田県のオススメ路線のお話など、列車の名前や鉄道用語が盛んに飛び交う放送となった。気になる方はradikoのタイムフリーでご確認ください。
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