10月下旬並みの暖かさの中「せたがや防災イベント」開催!
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
きょう12月10日(日)国士舘大学・世田谷キャンパスで「関東大震災100年 せたがや防災イベント」が開催され、取材させていただきました。
都心の気温が19.7度と10月下旬並みとなるポカポカ陽気の中、屋外では「VR防災体験車」も登場し「子ども消防服体験」「はしご車体験乗車」も子どもたちに大人気でした。
国士舘大学 第12回防災・救急救助シンポジウムも開催
この番組にもご出演いただいた国士舘大学 防災・救急救助総合研究所の山崎登教授がコーディネーターを務めるパネルディスカッション「首都直下地震 震災後の避難生活を考える」も行われました。
またNTT東日本による「災害用伝言ダイヤル171」を体験できるブースや日産・電気自動車の給電体験コーナーや東京都の「感震ブレーカー」デモ機の展示なども…こちらは「防災アワー」1月の放送でご紹介させていただきます。
さて、12月10日放送の「防災アワー」
津波研究をリードする存在と言われ、国内外の津波の被災状況なども調査している、中央大学 有川太郎教授のインタビューをお送りしました。
有川先生は、最新のデジタル技術を使って、地震が起こった時に津波からどのような経路を使ってどこに逃げればいいのかを示してくれるアプリも開発中です。
スマホの画面上に自分のいる位置、避難する場所、避難する最短経路と津波に遭いにくい経路が表示されるそうです。
津波が発生する場所に、旅行者など付近の情報がわからない人もいるかもしれません。そういった人にも活用してもらえるようなアプリを開発されたいとのこと。
実用化が待たれますが、できれば1~2年をめどに試作機を出したいと話していました。
聞き逃したという方は、radikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 気象庁・都庁担当記者 伊藤佳子