大竹「近ごろ肉が硬い」それは口腔フレイルかも?医師・鎌田實がすすめる『きんこつけつのうちょう』とは
諏訪中央病院名誉委員長の鎌田實さんが、12月8日の大竹まことゴールデンラジオに登場。アスコムから発売中の最新刊『医師のぼくが50年かけてたどりついた 鎌田式長生き食事術』や、大竹と室井の健康について話を伺った。
大竹「ようこそいらっしゃいましたというか、また来たかというか。ここは微妙な問題です。」
鎌田(笑)
大竹「本出したんでしょ?」
鎌田「50年間、健康づくりやってきてさ、長野県を平均寿命日本一にして、佐賀で呼ばれるようになって、鎌田塾っていうのを作って。この本は、その佐賀の鎌田塾でやってることを書いたんです。」
大竹「長野は長寿の日本一ですよね。」
鎌田「佐賀は、女性が健康長寿日本一になったんです。どういうことをしたかっていうと、『きん・こつ・けつ・のう・ちょう』ってお経みたいなんだけどさ。」
大竹「何これ?」
鎌田「室井さんがさっきさ、タンパクが足りないって言ってたじゃない?」
室井「すごく食事に気をつけてるんだけど、詳しい血液検査したら、タンパク質が足りないっていうふうになって。それで今プロテイン飲むようにしてるの。」
鎌田「良いことですよ。日本人はタンパク質が足りないの。大竹さんとか僕は75歳でしょう。もう70を起こした人たちは男性も女性もタンパク質が足りない人が多いんですよ。室井さんぐらいでも、スタイルのいい人達って、それなりにダイエットもちょっと気をつけている人は、大概タンパク質が足りてないんですよね。そのために「フレイル」っていう虚弱になってくんですよ。」
大竹「俺ももう肉食わなくなった。」
鎌田・室井「あー、ダメダメ!」
大竹「だって、肉、硬いなと思って、近頃。」
鎌田「それダメですよ。口腔フレイルって口の虚弱も起き出してるの。だからね、肉は食べないとだめですよ。
大竹「先生は何食べてるの?」
鎌田「僕はね、一昨日とんかつ行ったよ。その前の日はステーキ食べて、今日帰ったら焼肉行こうと。」
大竹「何やってんの?」
鎌田「(笑)肉食べないとだめだよね。」
大竹「この『きん・こつ・けつ・のう・ちょう』、何これ?何を略してるの?」
鎌田「筋肉。それから骨。脳卒中や心筋梗塞は血管が問題だから、血管の「血」。そして脳。90歳を超すと男性は2人に1人認知症になるし、女性はなんと3人に2人が認知症よ。だから脳活をするために「脳」。それからね、免疫の中枢は「腸」だからさ。健康で長生きして、70歳、80歳、90歳の壁を元気に越して行くためには、『筋・骨・血・脳・腸』。」
室井「大竹さん、肉は食べなきゃと思って食べなきゃだめだよ。」
大竹「いやだよそんなの。」
果たして鎌田先生と室井の食事アドバイスを大竹はちゃんと聞くのか?気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認ください。
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