“あえて音大に進まない”現役慶應大生ピアニスト八木大輔さんの感性の磨き方

今年７月にフランスで行われた「第１４回リヨン国際ピアノコンクール」で史上最年少第１位を獲得するなど、国内外で高い評価を受けている八木さん。

現在、慶応義塾大学 文学部の学生ということで「どうして音大に進まなかったのか」を伺うと、「大きな視点で見たらすべてのことは繋がっていてそれを学べないのがもったいないと思った。また、周りに数学、物理、宗教、アスリートなど、秀でた人がたくさんいて成長できると感じた」と、ピアノ以外のことに興味を持ち、感性を磨こうとする意識を感じることができました。

そして、ひと際、笑いが起きたのは、シンディからのこんな質問でした。

武田「子どもの頃からずっと（夢は）ピアニストですか？」

八木「ピアノだけに生きようと思って過ごしたわけではなくて、自分の好奇心を大事に、自分の気になることをなるべく探求したいなと思って。小学校の卒業文集には将来の夢は『大富豪』って書いてて」

全員「（笑）」

武田「いいじゃない！　いろいろと成功しそうだからあると思うよ」

八木「頑張ります（笑）」

小幡「その手段としてピアノがあった感じ？」

八木「がめつい・・・（笑）」

武田「そんなことないよ！」

小幡「いろいろ俯瞰にとらえていらっしゃっておしゃべりが面白いです」

他にも、ピアノが最も難しい楽器だと感じるポイントや、第１位を獲得した「リヨン国際ピアノコンクール」の思い出など、幅広くお話を伺いました。

そして、１２月２５日（月）銀座のヤマハホールで「八木大輔　ピアノリサイタル」が行われます。ヤマハの最高峰のコンサートグランドピアノCFXで演奏！

ヤマハホールは今回が初めてということで、クリスマスに素敵な音色をぜひ足を運んでお楽しみください。