【水谷加奈の劇場型恋愛体質】ジャミロとスピッツとマンシング
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―12月08日(金)配信分―
高2の息子リュウジが
「ねえ、これ知ってる? カッコよくない?」
とスマホで音楽を流しています。聞こえてきたのは……。
「なんだ、これ、私が20代の頃にヒットした歌じゃない」
思わず叫んでしまいました。【ジャミロクワイのバーチャルインサニティ】なのです。
黒い大きな帽子をかぶったジャミロが無機質な部屋で踊るミュージックビデオを見て、
「この映像もすごいよね。動いてる床の上で踊ってるのかなあ。CGじゃないよな」
などと感心しています。
音楽は世代を超えますね。ちなみに邦楽ですとスピッツがお気に入りのようです。
古くならない音楽って偉大だなあとつくづく思いました。
服もそうです。私の父が着ていた黄色いヤッケや茶色のずっしりした革靴など「コレかわいい」と言って息子が好んで使用しています。ファッションも1周回ったのかもしれません。
そして父が履いていた緑の靴下!
(写真参照)↓マンシングのペンギン!
「これってペンギン? すげえかわいい!」
とのこと。マンシングウエアです。
我々世代に取ってはおじさんたちのゴルフウエアというイメージですが、高校生からするとペンギンのマークがキュートで好ましいそう。
ネットで調べたところ、マンシングウエアは【古き良きディテールはそのままにブランドのアイデンティティを現代の視点で再解釈している】とのこと。
もちろんペンギンもアイコンとして活躍していて、ゴルフ女子がかわいく着こなしている写真もありました。生き続けるブランドは応援したいですね。
そして私の父の形見を身に着けている息子は、父に守られていると強く信じています。