激化する中学受験。子どもたちにとってベストな進路とは?
女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた12月1日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「“過熱する受験戦争”をクリエイティブ」というテーマでお届けした。
首都圏の中学受験者数は9年連続増加し、今年ついにバブル期を超え、過去最多の5万2600人、受験率も17.86%と過去最高を更新した。
小学校1年生から塾に通う生徒も少なくないなど激化する受験戦争。今回は中学受験カウンセラー・安浪京子さんへの取材を交えながら、子どもたちの将来や学生生活にとって何がベストなのか考えていく。
ブルボンヌ「安浪さんのハッキリとしたお言葉でも言ってたわね。受験熱が熱い学校は受験ストレスによっていじめとか暴力まで寧ろ増えちゃってるって。すごくストレスをかけている行為ではあるわけでしょ」
重藤暁「たとえば野球にめちゃくちゃ懸けている子が学校に20%くらいいるんだったら、野球の試合の前はピリピリしてストレスが溜まるから、ストレスが溜まるっていう構造が一概に受験だけっていうことじゃないっていうのも一つ覚えとかなきゃいけないことかな、とは思いますね」
西川あやの「安浪さんも仰ってたんですけども、親からの情報はありつつも、中学受験を自分で頑張っていくうちにプライドが目覚めたりとか学校への憧れとか、いろんな気持ちが芽生えてくるんですって。親からの押し付けになるのはどうなのかなとは思いつつ、そういった気持ちも潰しちゃいけないですし……」
ブルボンヌ「教養自体は生きる上で誰にでもあればあるほどいいのかなとは思うから、そういうことを含めて、いろんな知識を与える中に『自分はこの大学に入らないと興味があることはちゃんと学べないから、そのためには勉強しよう』っていうのが本来は良い形の受験意欲じゃない?」
西川「そうですね。自発的な気持ちっていうところですよね。やらなくていい子まで受験する流れになる風潮は違うよね、っていうところだと思うんですよ」
ブルボンヌ「勉強が好きだったり、いろんな知識に興味のある子が知識力を満たす勉強だったらすんなりいくし、寧ろそれで点数が上がることも自己肯定感がアップすることになるけど、他のスキルを伸ばしたほうがいいかもしれない子を受験勉強型のほうに押し込む形って、その負荷が強い場合は行き違いの不幸が生まれちゃうよね、とは思うよ」
さらに、中学受験をするメリット・デメリット、中学受験に関する広告などについても話した。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
Podcastはこちらから