パパだけど、ママになったニュースコメンテーター
「news zero」にトランスジェンダーであることを明かしてニュースコメンテーターとして出演していた日本テレビの谷生俊美さん。11月28日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、女性パートナーとの間に生物学的なお子さんをお持ちになったことについて話してくれた。
小島慶子「今回、谷生さんがお書きになった御本がタイトルで頭がぐちゃぐちゃってなりそうですけど『パパだけど、ママになりました 女性として生きることを決めた【パパ】が【ママ】として贈る最愛のわが子への手紙』という御本なんですよ。これはつまりトランス女性である谷生俊美さんが女性の大切なパートナーとの間に生物学的なお子さんをお持ちになって、そのお子さんに対して将来読んでねというお気持ちで書いた本っていうことですよね?」
谷生「手紙として書きました。人と違う家族の形っていうのを私の子どもは必然的にもってしまっている中で、どういう気持ちで私は男性として生まれながら女性として生きようと思ったのか、どんな過程でパートナーの【かーちゃん】と出会って、何で一緒に生きていこうっていう選択をしたのか、そしてどういう経過を経て娘の【もも】は誕生したのかっていうのをちゃんと形に残しておきたかったんですね。そして、それを彼女がいつか読んだ時に私はこういうふうに愛されて生まれてきたんだな、こういう思いだったんだな両親はっていうのを残しておくことで彼女の人生訓になればいいなという思いで書きました」
小島「トランス女性って色んな方がいらっしゃいます。谷生さんの場合は女性パートナーとの間にお子さんを持とうと思った時にご自身の体の中にまだ精子が残っていた」
谷生「色々なホルモン処置を受けますので生殖能力を不可逆的に破壊するという段階まで私は処置を受けていたので、もうないと思っていたけれど可能性が僅かながらあるということで、医学的な助けを経て努力を重ねた結果、奇跡的に子どもが誕生したっていうことですね」
この他にも谷生俊美さんはエジプトのカイロ支局長の時に見たハマスの様子などについても話してくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
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