山で修行して悟りは開けるの?アルピー平子、山伏に素朴な疑問をぶつける!?
11月27日の「おとなりさん」(文化放送)は、山伏の長谷川智さんが出演。山伏とは何をしているのか?悟りは開けるのか?などパーソナリティのアルコ&ピースの平子祐希が素朴な疑問をぶつけていった。
平子祐希「そもそも山伏って何なんですか?」
長谷川智「山で修行する祈祷ですね」
平子「修行僧とは違うんですか?」
長谷川「お坊さんだけじゃなくて、神道、道教など色々なものを背負ってます。簡単にいうと、自然崇拝に色々な修行がかぶさってきた感じです」
平子「山伏の場合は、精神的な修行が多いんですか?」
長谷川「そうですね。山伏の場合はどちらかというと、精神的なところを主にしてやってます」
平子「私たちがイメージするのが、滝行。これもその一環ですか?」
長谷川「そうですね。滝行はメインの一つですね。他に、山を走る、火を渡る、洞穴で瞑想するなどがあります」
平子「洞穴の瞑想は知らなかったです。」
長谷川「富士山周辺にも洞穴はいっぱいあります。日本の有名な吉野、熊野あたりでもそういう所があって、修験の修行場として古代日本人が修行してきた場所です」
平子「滝行は僕もバラエティで経験済みです(笑)。あれを我々はギャラをもらえるからやりますけど、修行の一環としてやるわけですよね?」
長谷川「僕の修験道の修行ではそれがメインでやってました」
文化放送・坂口愛美アナ「どれくらいの頻度で滝行されるんですか?」
長谷川「1週間に1回とか、山にこもってる時は毎日です。」
平子「修業はいわゆる俗を断ち切らなくちゃいけないとか、そういうものなのですか?」
長谷川「山伏は、半僧半俗の立ち位置ですので、山岳修行している時は世界の真理というか、自分の心の奥底を覗き込むようなところを目標にやっています」
平子「それを追い求めると悟りは開けるのですか?」
長谷川「それを目指してやってます。僕も最初はポーンといくかと思って、双六の上がりを目指してやってたんですけど、そういう感覚よりもちょっとした疑問にちょっとした答えが出るし、大きな疑問に対して大きな答えが出るし、そういう形でその道を歩いているのが現状ですね」
平子「その積み重ねがないとなかなか続かないですよね」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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