世の中は「縁」というお話『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』
文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。
第435回 11/26の放送を終えて
今週も、日本のミュージカル界を代表するdiva新妻聖子さんにお越しいただきました。
新妻さんは、子供の頃から歌うことが好きで、5歳くらいの時には、歌が得意だと気付いていたと言います。その思い込んでいたものが確信に変わった出来事がありました。小学校5年生の時に、初めてカラオケを経験した時です。ひろこちゃんとさおりちゃんと3人で行ったカラオケで、初めて人前で歌ったところ、ひろこちゃんとさおりちゃんにすごく褒められたのだとか。歌は好きだったし、得意だと思っていたものが、人から見ても上手いんだ…と気付いた新妻さん。ひろこちゃんとさおりちゃんに喜んでもらえて、これも歌って、あれも歌ってと、どんどん歌を入れられ、私が歌うと人って喜ぶんだ…と思い、じゃあもっと頑張りたいと、歌に芽生えたそうです。
ひろこちゃんとさおりちゃんが喜んでくれてよかったです。
大学に入ってから、歌のオーディションを受け始めた新妻さん。何のつてもコネもなく、書店でデビュー、オーディションの雑誌を買っては、履歴書を書いてレコード会社に送っていたと言います。箸にも棒にもかからない日々。大学3年生になり、就職をどうしようと考えていた頃、ご縁があり、情報番組『王様のブランチ』に出させてもらったそうです。
そんな時に突然、ミュージカル『レ・ミゼラブル』に呼ばれたのだとか。ミュージカルを見たこともなく、知識も全くなかった新妻さん。ブランチのレポーターの新妻さんを、誰も歌えることも知らないのに、誰が推薦してくれたのか? 聞いてみたところ、オーディションの人曰く「あなた、2年前くらいに大学の授業で歌を口ずさみませんでしたか?」と。確かに一度、帰国子女だけ集めた英語の授業があったそうです。その際の自己紹介で、本当にちょっとだけ歌を口ずさんだのだとか。そのクラスの輪の中にいた一人の女性が、歌声を覚えていたと言います。
そこから2年後、『レ・ミゼラブル』のオーディション担当者が「今、全国オーディションをやっているんだけど、なかなか歌のうまい若い子が見付からなくて、エポニウム役だけがどうしても見付からない」と、居酒屋でその女性に相談したのだとか。するとその女性は「2年前に大学の授業で歌を口ずさんだ子の歌声が綺麗で印象に残っている。友達でも何でもなかったから連絡先は知らないけど、名前がとても変わっていて、新妻聖子って名前だった」と。担当者がYahoo!検索したところ、「『王様のブランチ』のレポーターやってんじゃん、この業界にいるならオーディション呼んでみよう」となり、『レ・ミゼラブル』に繋がったそうです。新妻さんは、聞いたときは鳥肌が立ったと言います。
最終的にはご縁なのですね。
不思議なお話を伺いました。
ひろこちゃんとさおりちゃんもビックリですね。。
次週も素敵なゲストをお招きします。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 ヴィーナス / バナナラマ
【新妻聖子さん選曲】 いのちの理由 / 新妻聖子
(文/スタッフC)
川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/
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この記事の番組情報
川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home
日 9:00〜9:30
日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。 毎週ゲストの方にお越しいただいて、子育ての喜び、苦労話、思わず笑ってしまったこ…