タイトル:『JA便り~愛情いちばん千葉の味~』11月20日放送分

タイトル:『JA便り~愛情いちばん千葉の味~』11月20日放送分

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くにまる食堂 日替わりランチ『JA便り~愛情いちばん千葉の味~』
『JA全農ちば』畜産部・畜産酪農課の君島(きみじま)様にご出演頂き、千葉県を代表する
銘柄豚肉『房総ポーク』の魅力と農作物の生産現場の現状について話して頂きました。



邦丸:さて、きょう、ご紹介いただく“千葉の食材”は何でしょう?

君島:ご紹介するのは、千葉県の北東部から九十九里沿岸を中心とした
地域の養豚生産者が、安全・安心をモットーに愛情を込めて育てた、
千葉県を代表する銘柄豚肉『チバザポーク』のひとつ『房総ポーク』です。

邦丸:温暖な気候が養豚に適しており、全国屈指の“畜産県”でもあるという千葉県。
そんな千葉県が誇る銘柄豚肉『房総ポーク』というのは、
たくさんの“こだわり”が詰まっているそうですね?

君島:はい、飼料・水・飼育方法など、あらゆる面で工夫を凝らし、
そして、たっぷりの愛情を注いで育てられています。

こだわりの一例としては、出荷の2ヶ月くらい前から、
お米・海藻粉末にビタミンEを加えた専用飼料を使うなど、
栄養管理に細心の注意を払っているんですよ。

『房総ポーク』のお肉は、どんな料理に入れても
豚肉特有の臭みがないすっきりとした旨味を味わうことができます。

邦丸:さて、これまでも「生産資材の高騰」が続いている現状について
伺ってきましたが、きょう、ご紹介いただいた『房総ポーク』の
生産者も含めて、畜産農家の皆さんも大きな打撃を受けているみたいですね?

君島:そうなんです。原油価格の高騰をはじめとした複合的な要因により、
生産資材の価格の高騰が続き、生産者の皆さんの所得にも直接影響を及ぼしています。

また、他の農産物と同様に電気代や資材代の値上げも痛手ですが、
生産者にとって一番の打撃となっているのは飼料価格の高騰です。

生産コストの6割近くを占めるエサ代(飼料代)は、色々な補填金が
あっても実質およそ30%も値上がりしています。

『JA全農ちば』では、農業に従事される皆さんの所得確保に向け、
生産コストの抑制・販売力強化による収益の確保など、
生産から販売まで一体となった取り組みを実施しているところです。

消費者の皆さんには、そのような生産者が置かれている現状をご理解
いただき、国産・千葉県産農畜産物の適正価格での販売に対して、
ご理解とご協力・応援をお願いしたいです。

邦丸:最後に、きょう、ご紹介いただいた『房総ポーク』を
リスナーの皆さんが食べてみたいと思った場合、どうすればいいですか?

君島:はい。千葉県のJAきみつ農産物直売所 味楽囲 さだもと店内にある
『全農のお肉工房 さだもと店』や、JA西印旛とれたて産直館印西店内にある

『全農のお肉工房 印西店』でお買い求めいただけます。
また、JA全農ちばのECサイト『JAタウン愛情いちばん館』からもご注文いただけます。

お伝えしてきたように、世界情勢などを踏まえると、
今後の食料自給率の維持・向上は必要不可欠と考えられます。

きょう、ご紹介した『房総ポーク』をはじめ、生産者が愛情と丹精を
込めて作った農産物を、多くの方にたくさん召し上がっていただく
ことが生産者の皆さんへの応援につながります。
ぜひ、たくさん食べて応援してください!

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