【水谷加奈の劇場型恋愛体質】脱がないの!?
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―11月17日(金)配信分―
レストランにて。隣のテーブルに座っている20代後半くらいの女性がニット帽をかぶっています。脱ぐ様子はありません。
【食事するときは帽子を脱ぐ】
と躾けられてきた世代の私はとにかく気になる……。
いや、気軽なコーヒーショップや若者がざわざわしている居酒屋などならいいのです。
そこは比較的料金高め設定でコース料理を出すお店。店側が何も言わないのもちょっとがっかりしました。(しかもその女性の足元はクロックスでした……)
小姑のようなことを言うとうるさがられるかもしれませんが、テレビを見ていても帽子をかぶったまま食レポをしているタレントさんをみかけます。え?脱がないの?と……。
そもそも帽子を脱ぐのは相手に敬意を払うため。兜を脱ぐことで相手に友好的であることを示したそうです。
「だからといってなんで食事の時に脱がなくちゃいかないの?」
という感覚の若者が増えているのも確かです。
格式の高いホテルやドレスコードのあるレストラン、ゴルフ場では「脱いでください」と言われますが、こういうマナーもどんどん変わっていくのかもしれません。
ちなみに。飲食店(日本料理)をやっているうちのダンナに聞いたところ、帽子は必ず取っていただくとのこと。
「御帽子、お預かりしましょうか?」
と声をかけると、大体の人は
「あ……。はい。大丈夫です」
と脱いで自分のバッグに入れたりするそうです。物は言いようですね。
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