「誰かにとっての居場所を作りたい」北海道のラジオスター、森本優が登場!

「誰かにとっての居場所を作りたい」北海道のラジオスター、森本優が登場!

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11月10日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにエフエム北海道(AIR-G')「IMAREAL(イマリアル)」パーソナリティ、森本優さんが登場した。森本さんは現在32歳、高知県出身で、法政大学卒業後にエフエム北海道に入社。営業編成局編成部に配属され、編成業務に加えアナウンサーとしてパーソナリティも担当している。「IMAREAL」の企画書も自身で作成したという。

坂口愛美「“学生のイマをリアルに伝える外出系ラジオ!”ということで、『IMAREAL』はエフエム北海道で毎週金曜の午後6時から10時まで放送中。パーソナリティの森本さんが、週に一度、学校訪問をしてラジオを聴くきっかけ、音楽を知るきっかけを作っています。ちなみに学校訪問は6年続いていて、出会った学生さんは1万5000人以上!」

山根良顕「へえ~!」

坂口「今年だけでも10月までに7200人と出会っているそうで、『IMAREAL』と森本さんの知名度は抜群なんですね。令和 3 年度日本民間放送連盟賞ラジオ生ワイド部門で、日本一となる最優秀賞も受賞している、北海道のラジオスターさんです」

山根「道民にすごく知られている。次期・大泉洋だね」

森本優「言いすぎです(笑)。(大泉さんは)スターオブスターですから」

アナウンサーも務める森本さんだが、アナウンサー志望だったわけではなく、もともと「ラジオをやりたい」という意志があったそう。きっかけはラジオ『SCHOOL OF LOCK!』で、第1回から聴いていたという。

山根「『SCHOOL OF LOCK!』の何が響いたんですか?」

森本「当時14歳だったんですけど、ある日の放送で、同い年の女の子が電話で出ていたんです。学校でいじめを受けて、家庭内暴力も受けている子で……。その子が『死にたい』と言っていて、ショックだったんです。世の中にこういう思いをしている子がいるんだ、って。最後に『私は学校にも家にも居場所がない。でもラジオだけが居場所なんです』と言っていて。そのときラジオってすごいなと思ったんですよ」

山根「うん」

森本「物理的な場所じゃないのに、その子にとって生きるための場所になれているんだ、と知って、僕も誰かにとっての居場所を作りたいなと思いました。ラジオに携わりたいというのはありましたけど、やるからには自分で伝えてみたい、しゃべりたいという気持ちはあって。アナウンサー試験を受けて、ゆくゆくは自分の番組を持てたらいいなと思っていました」

坂口「『IMAREAL』の企画書も自身で書かれ、それが実現して番組になって、ということですね。じつは営業活動もガンガンされているということで、2024年1月時点でスポンサー数が10になるということです」

山根「10!? どうやって取りにいくの?」

森本「しゃべり手兼プロデューサーでもあるので、営業さんと新規案件の打ち合わせ行くとき、ついていくんですよ。相手さんもしゃべる人が来てくれるので、話が早いんです」

山根「伝えやすいんだ」

森本「僕も企画書を書いているので、いちばん番組のことを理解している。こういう人たちに届いています、こういうリアクションがあります、という話を直接できる。だからスポンサーさんにとっても、近い距離でいてもらえる、というのは感じます」

坂口「もともと『夜の番組はスポンサーつきにくいよ』と言われた過去もあるんですね?」

森本「当初、そう言われました。それが僕の中の火をつけ(笑)、絶対にスポンサーをつけてやると。初めは2、3社だったのが、6、7年目になって増えてきて。10社というのは目標でした。来年1月に叶うので、頑張ってよかったな、と思いますね」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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