頼られすぎて、便利な人扱いに感じてモヤモヤ…という相談に中元「声をかけやすいのも人柄を言い表す言葉としては、悪くない」
『中元日芽香の「な」』が、10月23日(月)午前7時に更新され、リスナーからのメールでの相談に答えた。
今回の相談は、「今年の4月から少しずつ感じる悩みを聞いていただきたくメールしました。唐突ですが、自身が頼られていると感じるのはどんな時でしょうか。私は最近職場での仕事の振られ方で悩むことが増えました。私なら対応してくれると頼っての仕事の振り分けだとは思いますが、どこかあの人に振れば対応してくれそうと言った便利な人扱いをされているのではないか?とも感じます。どうしてもポジティブに受け取れず、お願いしてきた方の助けになりながらもいつもモヤモヤした感情は残ります。長くなりましたが、何かこのように考えてみてはというようなアドバイスをいただけると幸いです」というもの。
自身が頼られているとは思いつつ、便利な人扱いされているのではと思ってモヤモヤするという悩みについて、中元は次のように語った。
中元「プライベートでの頼りにされる場面と仕事での頼りにされる場面ってちょっと違いますよね。今の私は仕事で頼りにされる場面は大人数のチームで動いているわけではないので、あまり浮かばないので、どうしてもプライベートでの友達から「ちょっと話聞いてよ」とか、「この日手伝ってよ」みたいなことに帰結してしまうんですけれど、でも前職のアイドルだったときは、たとえば「ライブのMCやって」ってスタッフさんから指名していただくとか、後輩から仕事に関しての相談をされるとか、そういう時に私は頼りにされているなって当時感じていたような記憶があります。相談者さんは仕事において頼られているのか、それとも便利な人って思われているのかがもやもやしてしまう時があるってことなんですね。おっしゃる通り、能力があって適任であるという判断でもあるんでしょうし、あとは断らなさそう、引き受けてくれそうっていう印象を持たれているということもその通りだと思うんですけれど、私だったら、それはそれで悪くないなあって思っちゃいそうです。あの人能力はあるけど、ちょっと扱いづらいんだよなとか、機嫌を損ねてしまったらなんかめんどくさいから、中元にこの仕事振るのやめておこうかなみたいな、腫れ物扱いっていうんですかね。そっちの方が気遣われて嫌だなって思っちゃいそうなので。なので、声をかけやすいのも人柄を言い表す言葉としては、悪くないのかなって思います。でも、当たり前に引き受けるって思うなよというちょっと悔しい気持ちは想像できる気がしますね。困ったときは相談者さんに頼めば何とかしてくれるみたいな頼られ方も、嬉しいんだか、嬉しくないんだか、っていう。なので、今忙しいんだよなあとか、ちょっと抱えきれないですっていう時ははっきりそのようにお伝えしたり、または相談してみるっていうことだと思います」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。