コニカミノルタ宇賀地強コーチ 世界との差を体感中~Track Town JPN外伝
ただ走るだけ、ただ飛ぶだけ、ただ投げるだけでない陸上競技の魅力を。日本唯一の陸上『雑談』専門チャンネル『Track Town JPN』
10月16日配信のPodcast番組Track Town JPN外伝のゲストは、2013年モスクワ世界陸上日本代表で、現在コニカミノルタ陸上競技部の宇賀地強コーチ。
宇賀地コーチは2020年から海外でコーチ研修中で今年3月からはオランダ・アムステルダム滞在。
世界のマラソン、長距離界がどうなっているのか?肌で感じている宇賀地コーチにEKIDENNews西本武司さんがインタビュー。
宇賀地コーチの話から日本のマラソン、長距離界が取り組むべき方向性のヒントが見えてきました。
宇賀地さんは今何をしているのか?
・2020年から海外で研修中 3月からオランダ・アムステルダム拠点
・オランダの陸上マネージメント会社グローバルスポーツコミュニケーション(GSC)社と柳原元さんの研修の特別に組んでもらった研修プログラムに参加
※GSC社はE・キプチョゲ選手所属のNNランニングチームの運営、大会運営、選手マネージメントなどやってる会社
・真面目に取り組むキプチョゲが模範。キャンプ生活
ベルリンマラソンほかいろんなレースを見て
・高速コースを走ればタイムが出るわけではなく、実力の加えてコース対策など準備しないとタイムは出ない。路面状況の準備は必要
・チーム全体で目的を明確にして練習してる。
・自分の現役時代出来なかった練習メニュー。それをどう伝えるか難しい。選手、チームへの押しつけはダメ
・ブリュッセルDLの盛り上がりを八王子ロングディスタンスに!
・あの1万Mは観客の雰囲気で凡レースから26分台のレースに
次はウガンダの時代
・宇賀地コーチ今年も1ヵ月ウガンダへ
・オランダ人コーチが計画性持ってきちんとコーチングしているのが根付き始めてる
・すぐにマラソンを走らせない。トラックでスピード磨いてから
・チェプテゲイ(ウガンダ)が12月3日バレンシアマラソンに挑戦。2時間3分台?
・キプチョゲにとってのベルリンは、チェプテゲイはバレンシア。今後大会の価値が上がるかも。マーケティングの一面が見られる
・日本のJMCシリーズも各レースで特色出したほうが良い
・3年~5年後はケニア・エチオピアの一角に食い込む
・GSC社は陸上全体を盛り上げようとマーケティング。メーカー主導とちょっと違う
・宇賀地コーチのウガンダレポート今後も期待。次回はバレンシアマラソンレポート
日本は高地トレーニングが足らない
・標高2400mあたりが最適。居住地はもっと高地
・ウガンダでは変化走というメニューは無い。起伏あるコースで練習 トラックボコボコで自然と変化走してる。レースでのペース変化に自然に対応できるようになる
世界ロード選手権を見て
・コンパクトな大会でWAが運営的に世界中に持っていきやすい
・世陸直後などでレベル的に日本人選手にとっては走りやすい大会になった
※写真はすべてEKIDENNews西本武司さん
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