小島慶子「記者は政治家に対してあまりに敬語を使いすぎ」細田衆院議長記者会見における記者の態度に物申す
10月17日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、元TBSアナウンサーでパートナーの小島慶子が、細田衆院議長の辞任記者会見における記者の言葉遣いに物申した。
この日は、パーソナリティの大竹まことが風邪でお休み。小島が毎日新聞の社説「細田氏の記者会見 議長の権威を失墜させた」というものを取り上げてフリーライターの武田砂鉄氏と共に論じた。記事によると、細田博之氏が体調不良のため衆院議長を辞任するとして記者会見を行い、旧統一教会との関係やセクハラ疑惑についての質問には否定し、開き直ったような態度を取ったという。
小島も武田氏も「ひどい会見だった」と述べ、武田氏は「ゼロ回答。無責任さが目立った会見」。とバッサリ。小島も「いま社会全体でハラスメントを無くそうとしている。弱い立場の人がモノを言えないのに漬け込んで、ハラスメントを行う、それは起きてはならないと社会で合意している。そんな中で『セクハラの覚えのない男性に疑いをかけるのはハラスメントだ』なんて細田さんは発言していた。ハラスメントのいろはのい、も理解していない」。と激怒した。武田氏も「細田さんも問題だが、彼に対して周りの人が(ハラスメントについて)説明をしていないことも分かった。本人も周りもどうかしている」と呆れた。
そして、「あともう一つ」と小島が付け加えたのが、「政治家に対して記者が敬語を使いすぎ」。今回の記者会見では『細田先生』と呼びかけた記者が居たということで、小島は「そこまで丁寧にしなくていい。取材対象と近くなりすぎたり遠慮したりして、厳しい質問がしづらくなると思う。記者は取材対象と対等な立場で、質問するのが仕事なのだから」。と記者のへりくだった態度の問題点を指摘。武田氏も「政治家って別にえらいわけじゃない。国民であるぼくたちの代わりに仕事をしているだけの存在ですからね。麻生さんが『おい、◎◎記者』など無礼な態度をとったら『おい、麻生』と言い返したっていい」。と、記者と政治家との関係の見直しを訴えた。
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