苦境のときこそ思い出したい、「にもかかわらず」という生き方
10月12日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに医師、作家の鎌田實さんが出演した。3ヶ月ぶりの出演であったが、その間に鎌田さんは2冊の本を発売している。
大竹まこと「上岡龍太郎さんは『しゃべらないと死んでしまう病気にかかった。だから海に潜るのは嫌いだ。しゃべれないから』とおっしゃっていました。鎌田先生は、私の見立てですが、病気にかかっています」
鎌田實「何(笑)?」
大竹「『本を書かないと死んでしまう病』! 書かないと死んじゃうんだよ。今回紹介する御本は『鎌田式「にもかかわらず」という生き方』『ちょうどいいわがまま』……3ヶ月前に来て、その間に2冊書いたの!?」
鎌田「1年ぐらい前から準備しているんですよ(笑)。並行して2冊、3冊……」
はるな愛「ずっと同時に書いているんですか?」
鎌田「そうなんです」
大竹「朝4時に起きてね。4時間しか寝ずに」
はるな「同時に書いて、頭は切り替わるんですか?」
鎌田「そう。座るところが長机で、『ここに座ると、3ヶ月後の本』『ここは6ヶ月後の本』と、準備の資料がいっぱいあるようになっている」
はるな「場所によって決まっているんですか?」
鎌田「そうなんです!」
大竹「言ってしまえばこういう病気でも生きていけるって話だよ」
鎌田「(大笑い)」
はるな「力をもらいました(笑)!」
8月に発売された『鎌田式「にもかかわらず」という生き方』を紹介する際、タイトルに込めた思いについて、鎌田さんがこう説明した。
鎌田「僕を拾って育ててくれた父親が、貧乏と、自分が結婚した相手が重い心臓病という2つの困難を抱えていた。にもかかわらず、捨てられていた僕を拾ってくれた。父から『にもかかわらず』という生き方があるんだ、と」
大竹「そういうことか!」
鎌田「生きているとピンチになることはある。にもかかわらず、人間って何かできることがあるんじゃないか、と思って本にしたんです」
番組では本にも書かれているという、菅原文太さん、永六輔さんらのエピソードも語ってくれた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
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