小島慶子「いまこの瞬間も性暴力に苦しんでいる芸能人がいるかもしれない」ジャニーズ性加害問題は氷山の一角と訴え
10月10日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、ジャニーズ事務所性加害問題について、元TBSアナウンサーでパートナーの小島慶子が「この瞬間も性暴力に苦しんでいる芸能人がいるかもしれない。そういうことが起こりやすい構造になっている」と、芸能界と放送局の抜本的な変化の必要性を訴えた。
番組では、NHKが20年前当時高校生だった男性がNHK放送局内でジャニー喜多川氏による性被害を受けた疑惑があると伝え、その4時間後ジャニーズ事務所が声明を発表、個別の告発内容にはコメントしない、また被害者でない可能性の高い人物が虚偽の被害を訴えるケースがある、という内容だったというスポーツニッポンの記事を取り上げた。
これを受けて、パーソナリティの大竹まことは、「これを事務所側が言うってことは、どこまで事実認定するのかってことが問題になるよね」とコメント、フリーライターの武田砂鉄氏も「こんな風に虚偽の訴えもあると言われてしまうと、今後声を挙げようしている方を躊躇わせることにつながる。被害に遭った人たちをどう保証していくのかを中心に考えてほしい」とジャニーズ事務所の姿勢を非難。
そこで小島が「これはジャニーズ事務所という異常な事務所だけで起きていることではないと思う。今この瞬間も誰にも言えずに性被害で苦しんでいる芸能人がいるかもしれない。こういうことが起こりやすい構造になっているのが芸能界と放送局の世界だということ。二度と起こらないようにするルール作りを、芸能事務所および放送局が本気になって取り組まなけばいけない」。とし、更に「もう一つ大事なことは、フリーランスで芸能活動をする人が守られる法整備も進めるべき」と付け加えた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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