航空・旅行アナリストの鳥海さんに聞く外国人観光客だらけの理由
最近は街や電車の中でも外国人観光客が目立つ。10月10日の「くにまる食堂(文化放送)」では、テレビでお馴染みの航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんに今、日本中に外国人観光客が多いわけを伺った。
鳥海「日本で今、牛丼が400円から450円くらいですよね。ドルに直すと3ドル。立ち食いソバ店なんかも外国人に人気ですけど、3ドル、4ドルで普通に食事が食べられる国なんて先進国でまずないですよね」
邦丸「ひと昔前までは円高もあって日本人がそれを享受してたんだもんね。それが今、逆になっちゃってる。あとオレ、鳥海さんに聞きたいんだけど、オレが例えばハワイに行ったとしますね。大きなスーツケースは宿の部屋に置いて身軽な格好で観光名所に行くと思うんですよ。でも外国人観光客はみんなでっかいキャリーバッグをガラガラガラガラ持ってんじゃない。あれ何なの?」
鳥海「あれは個人旅行が多いからですよ。ホテルのチェックインするところまで全部自分で運ぶんです。日本人の典型的な海外旅行って空港にバスが迎えに来てバスの中に荷物乗っけてホテルにまず行ってから観光するんですけど、外国人観光客は日本に着いたら基本的に公共交通機関で動くので荷物を持って歩くしかないんです。僕も先週インバウンドの取材をやったんですけど、外国人の方に話を聞くと日本は魅力的なところが多いので東京に着いても、東京だけでなくあちこち巡りたい。しかも京都はマストで入っているんですよ」
邦丸「はいはいはいない」
鳥海「そうすると新幹線に乗って移動っていうところも含めてキャリーバッグは自分で持つしかないんですよ」
邦丸「そういうことか」
鳥海「周遊型が多いので東海道新幹線の特大荷物のところなんて、いつも外国人観光客でいっぱいです。我々日本人はハワイに行っても3~5泊が一般的だと思うんですけど、彼らはせっかく日本に来たら、あちこち周遊して楽しみたいので短くても2週間、大体が3週間ですね」
番組では、この他にも鳥海高太朗さんが旅行の魅力をたっぷり話してくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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