実際、ネガティブに見られているの? 中国人から見た日本

実際、ネガティブに見られているの? 中国人から見た日本

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10月2日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーでは「中国」について語り合った。何かとネガティブなニュースになりがちだが、実際の中国、また中国人の様子はどうなのだろうか。中国とも縁のあるスタッフも交え、そのリアルに迫った。

 

西川あやの「福島第一原発の処理水放出に関連して、訪日客への影響も予想されましたが、中国から日本への旅行は人気ということで。一時期はコロナ禍で中国人の方を見かけることも減っていましたが、いろいろなインタビューを見ると、スキンケア用品を買いたかったり、医薬品が人気だったりするみたいですね」

山内マリコ「ドラッグストアが本当にお客さん、いっぱい入っていますもんね」

青木理「よく安全保障というと護衛だ、武器だ、軍隊だ、といった話になるけど、そういうことに限らず、人との交流ってすごく安全保障になるわけですよ。(日本が)中国と緊張関係にあるのは事実じゃないですか。でも日本の人が中国へ行って中国を知れば、『ここでもみんな普通に暮らしているんだ』とわかる。ましてや結婚でもすれば、家族を攻撃するわけにもいかない、というのも強まる。逆に言えば中国人が日本で爆買いしているとき、ミサイルは打ち込めない。人の交流というのは最大の安全保障のひとつ」

この日はかつての番組企画「国際婚活クラブ」を通じて中国人の女性と結婚した、番組構成作家の市川真吾もトークに参加した。妻の地元である中国の江蘇省に、9月の初めから2週間ほど滞在し、親戚たちと挨拶をかわしてきたという。

市川真吾「行く前は本当に胃が痛くなりました(笑)。一応、私もともと中学に留学していて、標準語はしゃべれるんですよ。ただ中国って地方によって『外国か?』って思うほど方言の違いがある。今回は親戚だらけの中に入っていったので、向こうの言葉は理解できず。向こうは私のしゃべっている言葉を理解できるんですけど」

西川「お祝いじゃないですか。『おめでと~!』『ハグ~!』みたいな雰囲気でした?」

市川「はい。今回、50人ぐらいと会ったんですけど、(江蘇省内の)各地で昼晩、昼晩と宴会が開かれました」

青木「いま処理水の問題もあるから、どうなんですか? 日本人と結婚するのか、みたいなニュアンスはなかった?」

市川「今回の旅行ではそういうことを言われれることは一度もなかったです。もともと1年ぐらい留学していましたけど、そのときもバッシングされたことはないんですよ」

山内「中国へ行ってきた私の友達に『どうだった? 日本との関係、いろいろあるじゃん』って聞いたら『(向こうの人は)なんにも気にしてないよ』って言われました(笑)」

現地で温かく迎えられたという市川から、「世界ウルウル滞在記〜中国編〜」として、心打たれた出来事も明かされた。

市川「妻のお母さんのお母さん、祖母が亡くなっていまして。そのお墓参りに連れて行ってもらったんです。そのお墓参りの方法が独特で。ドラム缶みたいなものの中で、火を燃やすんです。そこに『あの世でもいい暮らしをしてね』という意味で、冥銭というお金を入れて、ということをして、すごくしゃべりかけるんですよ」

西川「へえ~!」

市川「お義母さんがいろいろしゃべっていて。『私たちを見守ってね』『あんなに小さかった娘が夫を連れてきたんだよ』みたいな。もう耐えられなくて、そこにいたみんな大号泣していました。お墓参りもひとつのエンターテインメント……とは言わないですけど(笑)、とにかく派手で。毎年そうしているのかはわかりませんけど、今回久しぶりにお参りをしたそうで。お義母さんも耐えられなくて、という感じがありました」

このほかにも滞在時のエピソードが語られた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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