メガネの日だから「メガネ」特集! あの人気キャラの「なんじゃそりゃ」な曲も!?

メガネの日だから「メガネ」特集! あの人気キャラの「なんじゃそりゃ」な曲も!?

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10月1日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「メガネ」! 理由はシンプルに10月1日が「メガネの日」であることにちなんででした。

鷲崎健「メガネソングいっぱいあるので悩んだんですが、まず1曲目、聴いていただきましょう!」

♪「メガネはいらない」/旺福

鷲崎「旺福(ワンフー)は台湾のモッズバンドです。『1998年結成』とあるので、ずいぶんベテランです。2004年に台湾でインディーデビュー。恐らく日本の渋谷系、あとモータウンサウンド、60年代UKなどの影響を受けた部分もあるんじゃないかなと。

ザ・コレクターズの加藤ひさしさんが惚れこんで、2006年にもう初来日しております。その後、何回か日本に来ているんですけど、これ以外にも数曲、日本語の曲があるんですけど基本的には中国語。英語での歌唱もあります。

この年代の日本以外の国で渋谷系の影響を受けて結成されたようなバンド、フィリピンであったりインドネシアであったり、いっぱいあるんですよ。逆に日本ではちょっと懐かしいサウンドです。お次の曲は、かわいいですよ(笑)。こちら聴いてください!」

「めがねのうた」ミル、ニャンちゅう

鷲崎「かわいいサウンドとニャンちゅうの声でなんとかなっているけど、高熱出しているときに書いた歌詞みたいな(笑)。『めがねが恋をしたらフォーリンラブメガネ~』って言っていましたよ」

久保朱莉「なんじゃそりゃあ(笑)」

鷲崎「何言ってんだか(笑)。ニャンちゅう、初登場がなんと1992年! 安室奈美恵さん、THE YELLOW MONKEY、シャ乱Q、ジャミロクワイらと同期です!」

久保「おお……そこか(笑)」

鷲崎「で、知っています? ネズミの気持ちを理解しようとして、ネズミの着ぐるみを着ているんです」

久保「ニャンちゅうはネズミじゃないんですか!?」

鷲崎「ネコですよ! 一緒に歌っていたのがミルさん。アシスタント……でいいのかな、おねえさんが何回も変わっているんですけど、ミルさんは柊瑠美さんですね。柊さんは『千と千尋の神隠し』で千尋を演じられました。(おねえさんを)2013年まで、けっこう長くやられていました。初代が白石まるみさんでしたね。

ちなみに笑うとほっぺにネコみたいな線ができる方、いるじゃないですか。あれを『ニャンちゅう線』というらしいですよ」

久保「へえ~! ニャンちゅうの影響力、すごい!」

鷲崎「津久井教生さんがずっとやっていらしたニャンちゅうの声ですが、今年から羽多野渉さんにチェンジされたということで。羽多野くん、僕の番組でたまにニャンちゅうのマネなんかもしていて。本当にニャンちゅうの声に決まったとき、わざわざ挨拶に来てくれたんです。『鷲崎さんの番組でいろいろやっていたら、ニャンちゅうの声になることに』『鷲崎さんのおかげです』……絶対俺のおかげじゃないよ(笑)」

久保「義理堅い方ですね(笑)」

鷲崎「とってもいい人! 続いての曲はこちらでございます!」

♪「メガネの男の子」アリサとフジコ

鷲崎「むとうありささんと首里フジコさんによる、『半熟女系ユニット』と書いてありますね。沖縄県内を中心に活動されていまして、ラジオのレギュラーやCMソングなどで沖縄では有名なのかな……どれぐらいかはわからないんですけど。

アリサとフジコ with ココナッツオイルズという名義で1stアルバム『ファンタスティック!』というのを出されています。オリジナル曲も入っているんですが、基本的にはカバーアルバム。『渚のシンドバッド』『ひょっこりひょうたん島』『恋のバカンス』なんかを中心に。

たいへん失礼な言い方になるかもしれませんが、カバー曲は原曲のタッチをやさしく……。よく言えば聴きやすく、悪く言えばちょっとBGM的なアプローチ、というんですかね。

にもかかわらず、この曲は予算内で作られた曲が攻めの姿勢、批評性、音の軽さ、チープさにすごくマッチしているというか。00年代、10年代以降のこういう楽曲アプローチにすごく聴こえる。ザ・ピーナッツ歌謡の今風パロディというのも、まあない形ではないですけど、それがとっても合っている。『難しい本を読むメガネの男の子』っていいですね」

久保「わかる、グッときますね」

鷲崎「『メ~ガネガネガネ、メ~ガネガネガネ』と、ある程度遊んでいる感というか、軽さとマッチしていて、たいへん素晴らしいと思います。次はこちらの曲でございます!」

♪「メガネスターの悲劇」/住所不定無職

鷲崎「住所不定無職、大好きなバンドなんです。1stアルバムのタイトルが『ベイビー!キミのビートルズはボク!!!』という(笑)。

もともと3人組のガールズバンドで、音楽的変遷を経て、ブラックミュージック的なアプローチにたどり着いて、いまはMagic, Drums & Loveという新バンドに。新バンドといってももう何年も経っていますけど。

歌詞がいいですね。『キルザメガネスター、バディホリー、コステロ、ボディトリー』……途中『ガバガバヘイ!』なんて言っています。住所不定無職、CDは4枚ぐらい。すぐ揃えられるから、気になった方は聴いてみてはいかがでしょうか? 最後に1曲! 申し訳ない、恒例の鷲崎お恥ずかしタイムです」

久保「やった! 待っていました!」

鷲崎「自曲をおかけします。この曲!」

♪「めがね二人」/鷲崎健

鷲崎「ねえ……。いい曲を書いていた、俺は。15年ぐらい前に」

久保「鷲崎さんから生み出されて……。温かい!」

鷲崎「『メガネ』というテーマでお届けしました! 来週もお楽しみに!」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

 

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