【水谷加奈の劇場型恋愛体質】世代ギャップ
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―9月29日(金)配信分―
おとなりさん木曜日朝9時からの中継を担当しています。
その日のテーマや場所によっては人がいなかったり、誰に声かけても答えていただけなかったり……、前日は結構気が重いことが多いのですが、面白いインタビューが成功したときはやはり充実感があります。
先週は池袋にあるわが母校、立教大学に出向いて、
「立教大学出身の有名人といったら?」
というアポなしインタビューをしてきました。
結果、学生さんたちはたくさん歩いているのですが授業に遅刻すると言って速足で行ってしまう。なかなか答えてくれる人がつかまらなくて苦心しました。
でもね、このとき気が付いたことがあるんです。なんとか声をもらえた数人からの答えは
「立教出身?うーん、わからない」
がほとんど。
「あ、長島一茂さんとか?」
と答えてくれる人もいるのですが、
「お父様の長嶋茂雄さんもですよ」
と言うと、
「え? しげお? 誰ですか?」
と、長島茂雄さんを知らない世代なのか……と軽くショックを覚えました。
そのほか、文化放送でもお世話になった土井勝さんやみのもんたさんなどのお名前を出してもぽかんという感じ。そうか、もう知らないんだ!と世代のギャップを痛感しました。
また、学生だと思って声をかけた相手が20代だったり30代だったり?
つまり私は10代も20代も30代もみんな「若者」としてくくってしまうので、年齢がわからなくなっているのです。
インタビューはうまくいきませんでしたが、自分にとって気付きがあった中継でした……。
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