バンドネオン奏者 小松亮太「バンドネオンとアコーディオンの区別に誤解がある!」
毎週火曜、夜9時から放送している「ガキパラ ~NEXT STAGE~」。
9月26日(火)の放送は、バンドネオン奏者の小松亮太さんにお越し頂きました。
今年デビュー25周年を迎え、ベストアルバムとニューアルバムを2枚同時リリースしました。バンドネオンという楽器自体がとても珍しく、ご両親がアルゼンチンから来日したバンドネオン奏者からバンドネオンを購入、ご両親から「これを始めたらオンリーワンになれる」と言われたことで演奏を始めたそうです。
そんなバンドネオンですが、よく言われるのが「アコーディオンとどう違うの?」という質問。スタジオでは小松さんが丁寧に教えてくれました。
小松「ヤフー知恵袋で、鍵盤がついているのがアコーディオン、ボタンばかりなのがバンドネオンと答えていますが、全くの誤解なんです!」
あんにゅ「え! 私もまさにそれを見てそうなんだと思っていました」
小松「アコーディオンにも2種類あって、鍵盤もあるし、ボタンばかりなのもあるんです。桑山哲也さんが弾いているのはボタン式アコーディオンなんです」
武田「ややこしい・・・!」
小松「区別は、縦長だったらアコーディオン。正方形で長く伸びるのがバンドネオン。80センチくらい伸びます。あとアコーディオンはボタン1つで和音を弾けますが、バンドネオンは和音を弾くときはその音は全部弾かないといけません」
スタジオ中で関心する声が上がる中、後半はベストアルバム「小松ジャパン第弐集~ザ・グレイテスト・ヒッツ」のお話へ。美味しいとこどりですが、ちょっと渋い選曲もあり、バンドネオンの良さがこれでもかと詰まった1枚になっています。
来週は、ニューアルバムのお話を伺いますので、お楽しみに!
みゅーぱらには、ピアニストの富岡紀香さんにお越し頂きました。
3大ピアノと言われるウィーンのベーゼンドルファー本社から「ベーゼンドルファーアーティスト」の称号を得た富岡さんにベーゼンドルファーってどんな楽器なのかを伺いました。
ベーゼンドルファーアーティストとは、演奏や教育の場を通じてベーゼンドルファーの魅力を伝える言わば「ベーゼンドルファー大使」のこと。実はベーゼンドルファーは、日本とオーストリアの国交にも影響していて、明治天皇の皇后様の献上されたことで始まったと言われています。
ベーゼンドルファーのフルコンサートピアノ「インペリアル」は、なんと97鍵もあり、富岡さんも「自分の音色を出すには」というのをとても勉強されたといいます。
そんな、富岡さん、10月28日にはベーゼンドルファーのコンサートがあります。
「富岡紀香 サロンコンサート ~ウィーンを愛した作曲家たち~」ヤマハ銀座コンサートサロンで開催です。ベーゼンドルファーの音色を堪能してみたいという方は、ぜひ足を運んでみてください。