「インフルエンザ流行注意報」発表 感染防止対策を!
(小池知事写真 東京都提供)
毎週日曜朝5時5分からお届けしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、東京の今朝9月24日の最低気温は19.4度。
ようやく秋の訪れを感じられました。
一方、例年冬に流行するインフルエンザが急速に増加しています。
東京都や千葉県、埼玉県は「インフルエンザ流行注意報」を発表しました。
小池知事は会見で
「今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高い。まず換気、そして手洗いなど感染防止対策を心がけていただきたい」
と述べました。
平年より気温の高い秋・冬になりそうですが、気温の変動が大きいこの時期。
人混みなどではマスクの着用を心がけ、休養・栄養をしっかり取って無理しないようお過ごしください。
さて、この1週間振り返っても秋雨前線の影響で、19日には秋田市で内水氾濫が発生し道路が冠水。250軒以上が浸水被害に見舞われました。
21日の夜には奈良・和歌山で線状降水帯が発生しました。
気象庁の大林正則長官は記者会見で
「線状降水帯の半日前予測については、適中が22回中9回。見逃しが20回中11回。
去年よりよくなったと判断するのは、まだ早い。引き続き精度を高めていきたい」と話しました。
9月8日、伊豆諸島・千葉県・茨城県・福島県で線状降水帯が発生。このうち福島県では半日前予測が出されませんでした。
台風13号の中心より離れた北側で前線ができての大雨だったのですが、スケールが小さいので、予測はかなり難しかったということです。
秋雨シーズンはまだ続きます。
備えておきましょう。
今朝24日放送の「防災アワー」
ゲストは国際災害レスキューナースの辻直美さん
辻さんは「防災の基本は大事な人を護りたいということ。日頃から備えを自分で実践してみる。防災グッズを買ったら、買うだけで満足しないで必ず使ってみることが大切」と話していました。
聞き逃したという方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子