女性ゼロの副大臣集合写真に大竹まこと「社会を変えないぞ!ってタイトルが付きそう」
9月19日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、岸田政権による内閣改造で女性副大臣、政務官が一人も起用されなかったことについて、パーソナリティの大竹まことが副大臣集合写真を見ながら「年寄りばっかり。社会を変えないぞ!ってタイトルがつきそう」と素直な感想を述べた。
番組では岸田内閣が行った内閣改造で、副大臣・政務官が初の女性ゼロとなったという朝日新聞の記事をとりあげ、フリーライターの武田砂鉄氏は「こういう判断をしたこと、こういう風に報じられるだろうと考えていなかったことが驚き。2月に岸田さんは同性婚について『導入したら社会が変わる』と発言して批判の声があがるなど、ジェンダー問題をしきりに問われて失敗している」。と呆れ声。
パートナーの小島慶子は「よくこういう問題になると、『能力で選んでそうなったのだから男も女も関係ない』という人がいるけれど、それを言えるようになるのは社会で男女格差が無くなった後だと思う。世界経済フォーラムが発表している男女格差のない国ランキングで過去最低の125位の日本ではまだ言えない」。と述べた。また、「岸田総理は『大臣には女性を増やした。女性ならではの感性で頑張ってほしい』と述べたけれど、これは典型的な落とし穴。女性を応援していることをアピールするための広告要因として女性を活躍させるのが女性活躍である、また女性は男性と同じ仕事ではなく、女性の仕事を担当するのが女性活躍である、と思ってしまうのは典型的な落とし穴にはまっている。人権の問題だから、社会の意見を反映できるように男性も女性も割合を半々にする、という理由で起用すべき。そのあたりを整理して考えたほうがいい」。とバッサリと切り捨てた。
大竹は「副大臣集合写真を見ると、年寄りばっかり。男性が並んでいるね。前に岸田総理は社会が変わるのを恐れていると表明していたけど、この顔ぶれは「社会変えないぞ!」ってタイトルが付きそう」。と苦笑した。
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