選曲テーマは「21」! 洋楽カバー、回文の曲、アニメの曲など多彩な並びに!?

選曲テーマは「21」! 洋楽カバー、回文の曲、アニメの曲など多彩な並びに!?

Share

9月17日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「21」でした! プロ野球の名投手を思い出す数字でもありますが……?

鷲崎健「『江夏の21球』というのを皆さん、ご存じかもしれませんけど。1968年のきょう(9月17日)ですね、当時阪神の江夏豊さんが阪神甲子園球場での巨人戦で、日本記録となる354個目の奪三振を記録したという」

久保朱莉「あ~、めでたい!」

鷲崎「だから21とは関係ないんです(笑)! どちらかというと354なんですけど、関連ナンバーということで、お届けしたいと思います! ……なんかきょう、スーツを着た見学の人がいっぱいいるんですよ」

久保「東北学院大学の皆さんですね! よろしくお願いしまーす……ペコペコしてくれています!」

鷲崎「そんな未来ある若者に、まずはこんな曲をぶつけてやろうと思います(笑)!」

♪「21ST CENTURY SCHIZOID MAN」/西村雅彦

久保「学生さんが『この曲、なんだろう』って顔をされていましたが……」

鷲崎「説明するので待っていてくださいね(笑)。(原曲は)キング・クリムゾンという有名なバンドの曲です。『キング・クリムゾンの宮殿』という、すごく有名なジャケットのアルバム、知っていますかね。(顔マネをして)こんなやつなんですけど」

久保「口がゆがんでいる(笑)」

鷲崎「有名なジャケットのインパクトで、中身まで知らないという方もいらっしゃるかもしれません。『ロックとジャズを融合した』と、まあ簡単には言われています。プログレッシブ・ロックというものの成り立ちの礎にある……いろんな意見があるのでなんとも言えないんですけど。

1960年代に音楽的にも、サージェント・ペパーズ、ピンク・フロイドがあったり、音楽的な実験がある中で、プログレというのはここから始まった、と言われるような曲です。

西村雅彦さんの『DECO』というアルバムに収録され、Spotifyにも入っているんですが、なぜこの曲をカバーしたのか、どこにも書いていないのでわからない(笑)。爆風スランプや聖飢魔II、アルフィーなんかもこの曲をカバーしているんですけど、その中でもとりわけよくわからないカバー(笑)。2曲目はこちらでございます!」

「お世話になりました」B-21 SPECIAL

鷲崎「文化放送リスナーには、きょう二度目の『お世話になりました』だったという方もいるんじゃないでしょうか。井上順さんのバージョンが別の番組でかかりました。そのバージョンは1971年の作品です。ソロデビューシングル『昨日・今日・明日』が30万枚を超える大ヒットになり、この曲がソロの第2弾シングルでした。

作曲・編曲を担当したのが筒美京平先生です。筒美先生が1969年に『サザエさん』の主題歌を作ったんですけど、それにも通じるほのぼのしたメロディが合うんじゃないか、ということだったんですが、こちらを1989年にB-21 SPECIAL(B21スペシャル)の皆さんがカバーしたバージョンです。89年の時代感が詰まったキラキラなサウンド。年代的には宮沢りえさん『ドリームラッシュ』、斉藤由貴さんの『夢の中へ』なんかと同じ年ですね。

88年から巻き起こったお笑い第三世代ブームで出てきたので、そこからすぐですね。90年にはゴールデン・アロー賞、芸能新人賞受賞だから、それより前。ノリにノッている時期といいますか」

久保「ヒロミさんが歌っているんですね!」

鷲崎「ヒロミさんとデビちん(デビット伊東さん、ミスターちんさん)ですよ! 3人はアルバイト先のホストクラブで出会ったんです。では3曲目……」

♪「回文21面相」/山崎清介

鷲崎「こちら『ひらけ!ポンキッキ』で1990年ごろに流れていた曲ですね。回文はもう、子供のころに初めて知ったときから『おもしろそう!』『作りたい!』って思うじゃないですか。授業でやったという方もいるんじゃないかな?」

久保「短いんですけど、私、『ぼくくぼ』って、けっこうからかわれましたよ(笑)」

鷲崎「あと(番組の)作家が言っていたのが『肉の多い大乃国』。西暦79年のローマでの世界最古の回文が残っているらしいので、大昔から人間は回文から逃れられないんですね。

いろいろ調べてみましたよ。『死にたくなるよと夜泣くタニシ』『私も「どんな関係?」と問い、ケンカ何度もしたわ』ですって」

久保「ええっ!? ああ……いいですね!」

鷲崎「回文マニアの人っていっぱいいて、メチャメチャ長文とかもあるんですよ。ちなみに女優の満島ひかりさんの回文が素晴らしいみたいです。『世の中はさ、浅はかなのよ』、これを作られたらしいです」

久保「天才だ!」

鷲崎「次の曲、わかる人にはわかると思います!」

♪「ベートーベンだねRock'n'Roll」/テンテン

鷲崎「アニメ『21エモン』のエンディングテーマでした。『幽幻道士』『来来!キョンシーズ』などでおなじみのテンテンちゃんです。作詞・作曲、川島だりあさん。

いろんな洋楽ロックの歌詞がチャンチャカチャン的にいっぱい入っています。パッとわかるだけでもサティスファクション、オール・ライト・ナウ……。興味のある方はどこにどうあるのか調べてみてはいかがでしょうか。最後はおなじみというか、この番組ではよくかかる方々ですね(笑)」

♪「21時までのシンデレラ」/Berryz工房

鷲崎「8枚目、石村舞波ちゃんというメンバーがいたときの最後のシングルで、2005年の曲です。もうノリノリ、つんく♂さんキレキレ、という感じです。『21』というテーマで、やれるもんですね! 次週もお楽しみに!」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

 

 

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ