【お天気気象転結】台風13号と近づく秋

【お天気気象転結】台風13号と近づく秋

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

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▼9月15日配信号 担当
鈴木純子

台風13号に伴う豪雨で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
千葉県では勝浦市、大多喜町、市原市などに一時、緊急安全確保が発令されました。
この緊急安全確保とはどんな情報なのかご存じでしょうか。
緊急安全確保とは、警戒レベルが最も高い、レベル5に相当します。
大雨の特別警報や河川の氾濫発生情報などを受けて自治体が発令するもので、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。
命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保してください。
今いる場所から避難することが難しい場合は、がけから離れた二階以上に移動するなど、少しでも命が助かる行動をとってください。

9月中旬になっても関東地方をはじめ、ほぼ全国的に高温に関する早期天候情報が出ていて、9月下旬までかなり気温の高い日が続く見込みです。
復旧作業などなさる方は、どうぞご自身のお身体も大切になさってください。

今年は7月から記録的な暑さとなっているので3ヶ月も暑さが続くとさすがに疲れますよね。
ただ来週23日は秋分の日、昼と夜の長さが同じとなり、秋は深まっていきます。

私は今月初め、芸術の秋を満喫しました。
まず、新宿で開催された山下清展

代表的作品、長岡の花火もじっくり見られました。
こよりを使って花火を表現。観客の一人一人も細かく丁寧に仕上げてありました。
その後都庁展望台へ。
45階、202メートルの景色です。

そして展望台には、草間彌生監修の都庁おもいでピアノがあり、時間限定ですが一般の方が弾くことが出来ます。
皆様の素敵な演奏に癒されました。私は今や一曲も弾けません。

そして佐野元春さんの東京国際フォーラムで開催された『今、何処TOUR2023』東京公演
前回行ったのは2011年。初めて娘と家族三人で行きました。
アルバムを家でリピート再生していたのですが、娘の吸収力は凄かったです。
佐野元春さんは2回目のアンコールで「大瀧詠一もPANTAも清志郎も坂本龍一もいない時代。彼らの新しい音楽が聴けないことは寂しいけど、ボクはまだこうして続いています」と言ってくれて、ここにいられる幸せを噛みしめました。

芸術の秋、読書の秋、そして皆さんにラジオの秋も楽しんでもらえるように日々の仕事を頑張ります。
来週土曜日23日秋分の日は「キユーピー メロディホリデー」の放送があります。午前11時から午後1時まで。どうぞごゆっくりとお楽しみください。

気象予報士 鈴木純子

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