大相撲秋場所開幕! 「相撲」の曲、力士が歌う曲を大特集!
9月10日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「相撲」でした!
鷲崎健「きょうからですもんね!」
久保朱莉「大相撲秋場所が!」
鷲崎「というのもありますし、内館牧子さんの誕生日ということを鑑みまして! けっこう時間、いっぱいいっぱいなので、バンバンかけたいと思います。1曲目はこちら!」
♪「スーパー・ジェシー」/高見山大五郎
鷲崎「『スーパー・ジェシー』は1977年に出た(同名)アルバムで、僕はレコードで持っていたんですけど2、3年前にCD化されましたね。藤波辰爾さんと仲が良くて、プロレス転向の話まであった。割とリアルにあったらしいんですけど、相撲の親方になって。84年に引退されまして、相撲をとっている姿を、ちゃんとは僕も知らないんです。
77年当時、外国人タレントさんはいまよりもクッキリ、『外国人タレント』という感じで。ジョーン・シェパード、イーデス・ハンソン、C.W.ニコル……といった面々がいました。続いては、タイトルだけ知っているけど、ちゃんと聴いたことはない、という人が多いのではないでしょうか?」
♪「悲惨な戦い」/なぎらけんいち(なぎら健壱)
鷲崎「いいですね、久保さん。『どぶろっくみたい』って(笑)」
久保「しっとりと歌っているので、上品な歌かと思ったらとんでもない(笑)。知らなかったです」
鷲崎「有名な曲なんですけど、『名前は知っている』『フルで聴くのは初』という方が多いんじゃないか、と。『さすが天下の木村庄三郎』『あのうちわみたいなやつ』と言ったあとで『軍配』って(笑)」
久保「知ってんじゃん、っていう(笑)」
鷲崎「珍しいテイクでして。西岡たかしさん率いるフォーク・グループ、『五つの赤い風船』解散ライブのときのドキュメント映画『ゲームは終わり』というのがあって、そのときに使われた音声がCD化されておりまして。そちらからお届けしました。続きまして、こちらお届けしましょう!」
♪「栃東の取り組み見たか」/吾妻光良& The Swinging Boppers
鷲崎「このコーナーではおなじみ、吾妻光良& The Swinging Boppersの『栃東の取り組み見たか』。僕はよくライブを観に行ったんですけど、CD化、音源化されていなくて。昔行ったときはまだ栃東、『次優勝だ~!』で終わっていて。そのあと『すぐに横綱だ~!』っていう時代があって、CD化のときには『いまや親方だ~!』になっているという。
ジャイヴ・ミュージックというのはそのときに起こったニュースとかをおもしろおかしく扱って、という成り立ちなので、歌舞伎みたいなものですね。もともとカウント・ベイシーという有名な楽団の曲で、アメリカの黒人メジャーリーガの草分け、ジャッキー・ロビンソンの賛歌がベースにあります。
では次、こちらですね。なんていうんだろう、読み方……じゃあこのまま読みますね」
♪「上を向いて歩こう Feat.敷島 a.k.a 安治川親方」/Sunaga t Experience
鷲崎「敷島さんは『渋谷系力士』と当時言われているぐらい、クラブ系の音楽にも詳しくて。現役中から『DJ敷島』なんて呼ばれるほど、サブ・カルチャー関係にも造詣が深く。ピチカート・ファイヴのジャケットにも起用されました。ASA-CHANG&ブルーハッツという、一晩限りのライブがあって、そのDVDでも司会兼歌い手として、『敷島ブギ』というのを歌っています。じゃあ最後に、もう1曲かけましょう!」
♪「両国エレジー」/増位山(増位山太志郎)
鷲崎「このときはまだ『増位山』という表記でしたね。3枚目のシングル『そんな夕子にほれました』がヒットしていて、2枚目のこの曲(『両国エレジー』)は売れなかったんですって。ネリカンブルースという、詠み人知らずの歌がありまして、いろんな替え歌が存在する中のひとつです」
「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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