「補助金よりも減税!」ガソリン補助金の新制度に対し、価格より税金の高さを問題視
9月8日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ガソリンの価格について意見を交わした。
世論の力で減税を!
ガソリン価格高騰の負担を軽減するガソリン補助金の新制度が7日から始まった。今年6月から9月末の終了に向けて、補助率の段階的な縮小を続けてきたが、新制度下で補助率の再拡充に転じる。10月5日から年末の期間はさらに補助率を引き上げ、家計の負担軽減を優先する。新たな仕組みで、政府は9月中には補助後の価格が180円程度、10月中には175円程度に抑制できると見込む。年末までの延長に伴う財源には、これまでにガソリン補助金のために確保した予算、約6兆2千億円の残り、約2兆5千億円を充てる。
「ガソリン補助の拡充ですが、内藤さんはどうお考えでしょう。」(寺島アナ)
「これは私に限らず『おはよう寺ちゃん』に出演しているほとんどの方が言っていると思いますけど、補助じゃなくて減税しろと。二重三重にいろんな税金がかかっているんだから、例えば消費税も軽減税率を適用すればいいわけです。ガソリンが高いというよりも税金が高いわけですよ。」(内藤氏)
「ガソリン税とか消費税とかね。」(寺島アナ)
「それをとにかく下げろと。彼らは税金を一度でも減税したら、それが蟻の一穴になると抵抗しているわけですが、逆に言うとここが踏ん張りどころです。最初は補助金もやめると言っていたのを続けたわけですから、補助金よりも減税だとガンガン言って、世論の力でとにかく減税をさせないと。」(内藤氏)
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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