【西武】松本航投手インタビュー 1軍再昇格後の好投の要因は「悔しさを持って1ヶ月練習した」
9月6日放送のライオンズナイターでは、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス-西武22回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松本航投手にインタビュー。8月12日に1軍再昇格を果たしてからの好投の要因を訊いた。
――前の試合(9月5日、オリックスー西武21回戦)、ナイスピッチングでした。
松本「ありがとうございます」
――あれだけ良いピッチングをすると、遠征先でも目覚めは良かったですか?
松本「ナイター明けなのでちょっと眠たいですが、でも気持ちよく休めました」
――松本航投手にとっても、ほっともっとフィールド神戸はまさに地元ですよね?
松本「兵庫県(出身)ということで、高校野球などで何度か試合をしたことがある球場なので、少し懐かしい気持ちで投げることができました」
――前の試合は、先発として111球を投げ6回2安打無失点。残念ながら白星はつきませんでしたが、ご自身のピッチングを振り返ってみていかがですか?
松本「初回、立ち上がりでちょっと球数を使ってしまったのですが、何とか0点で粘りの投球ができたので、チームが勝ててよかったです」
――立ち上がりはコントロールに苦しんでフォアボールも出しましたが、ピッチングの切り替えが昨日の試合ではうまくいった手応えはある?
松本「そうですね。ここ最近落ち着いて、自分のパフォーマンスをしたいなということを意識してマウンドに上がれているので、バタバタすることなく投げられたかな」
――球数が増えるにつれて真っすぐのコントロール、それからフォークボール、このあたりの手応えはいかがでしたか?
松本「真っすぐは走っていたので、変化球も腕を振ってしっかり投げることを意識してやっていました」
――昨日ご自身が投げた中で一番良かったボールは何だった?
松本「真っすぐがやっぱり一番良かったかなと思います」
――真っすぐのスピードに関してはどうでしたか?
松本「球速表示的にはあまり出てはいないかなというところだったが、バッターの反応であったり、自分の感覚というのは良いものがあったので、自信を持って投げました」
――8月12日に1軍に戻って来てから、8月は3試合に登板し防御率が2.05。9月は1試合で防御率0.00。1ヶ月ほどファームで調整をして、1軍に戻って来てからの内容が素晴らしいですが、ご自身としてはどんな手応えを感じていますか?
松本「そうですね。やっぱり悔しさを持って1ヶ月練習したので、本当に基本のところをまずしっかり見直して、あとはトレーニングであったり、しっかりできることをやってというところが今の投球に繋がってきているのかなと思います」
――前日のピッチングに向かう前にフォームが安定してきたという話もされていました。その辺り、もうちょっと詳しく聞かせてください。
松本「環境とか、試合状況とかに左右されずにしっかりと自分のパフォーマンスを出すための良いフォームでというのを意識できているので、安定したフォームで投げられているかなと思います」
――その1ヶ月間一番取り組んだことはどういうことだった?
松本「力の入れどころ抜きどころというのが僕自身バラバラだったので、内海(哲也)コーチから、そこをちょっとアドバイスいただいて、うまく力感なく投げられていると思います」
――そのアドバイスが松本投手にとっては良かったということでしょうか?
松本「はい。今しっかり活きていると思います」
――具体的に前日の投球にあてはめると、どんなところに活きましたか?
松本「最初コントロールが定まらない中で、力まず真っすぐも変化球も投げられたことが無失点に繋がったと思います」
――シーズンも残り少なくなってきましたが、今後の試合に向けて、抱負を聞かせていただけますか?
松本「前半戦ちょっと足を引っ張ってしまったので、投げさせていただく試合の1球1球を本当に大事にして投げていきたいと思います」
※インタビュアー:長谷川太アナウンサー
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