コアターゲットどう設定したらいい?リクルートのマーケター語る!
9月4日の「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は、株式会社リクルート マーケティング室 ユニット長の石井智之氏を迎えて、リクルートの強みや独自のマーケティングの取り組みについて語っていただいた。
まずは、「リクルート独自の強みは何か?」を聞かれると、石井氏は「職務定義が緩いこと」を挙げ、「あなたは、これをする人ですと決めない。その方が伸ばしたいスキルが伸びる」と話した。そして、「人が成長すると、組織が強くなる。組織が強くなると事業が成長する」と補足した。また、もう1つのポイントとして「やったことがないことや分からないことに対して、やらないという意思決定をしない」ことを挙げた。
番組では、文化放送アナウンサー・甲斐彩加が石井氏に悩み相談する場面も。甲斐アナの悩みは、みんなに愛されるのではなく、コアなターゲットを設定して差別化を図りたいが、どう設定していいかわからないというものだ。この悩みに石井氏は「自分がこういう議論の時に必ず言うのが、“勝つ定義は何か?”ということ。これを先に決めて、どういう差別化をすると勝利に繋がるのか見えやすくなる」とアドバイスした。
パーソナリティのノバセル株式会社代表取締役社長・田部正樹氏も「勝ちの定義を決めるのは素晴らしい」と共感した。
この他に、番組では石井氏にリクルートに入るまでの話や今後の展望などについてもお聞きした。
「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は毎週月曜19時30分~20時まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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