人はなぜ寝ている間に夢を見る?

人はなぜ寝ている間に夢を見る?

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女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた9月1日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「人はどうして夢を見るのか」というテーマでお届けした。

人間の見る夢は、進歩した現代科学をもってしても、まだまだわからないことが多いミステリアスな分野。

今回は、東洋大学社会学部社会心理学科の松田英子教授への取材を交えながら、夢の謎に迫っていく。

西川あやの「松田先生のお話によると、夢を見ることは“記憶の整理”なので、人がより良く生きるために必要不可欠なことなんですよ。夢に影響する記憶は、実際に自分が体験したものなんですよね、記憶だから。ただ、ここで面白いのが、たとえば夢で『えっ、今まで食べたことないぐらい美味しい味!』とか『嗅いだことないような良い香り!』とか思うことあるじゃないですか。それは人の話から聞いたものとかも記憶として自分の中に入っているので、そこの想像も夢の中で整理されて出てくるそうです」

重藤暁「なるほどぉ〜!」

ブルボンヌ「テレビとかネットでいっぱい受信している人は、それも含めて自分の経験とか記憶になっちゃうってことでしょ?」

西川「そうですね、映画とかドラマとか実際に自分が体験したものとか、目の端っこに入ったようなサブリミナル的な記憶までいろんなものが一緒になって整理されているのが夢だということですね」

ブルボンヌ「(体験したものよりも)もっと異常なことが当たり前のようなこととして展開するのが夢のイメージだった。自分の夢はもっと変なことだらけなんだよね」

西川「ブルボンヌさんはサブスクがお好きだったり、映画とか色々ご覧になってるから、そういう効果が入ってきているのかもしれない」

ブルボンヌ「“シチュエーション・スリラー”みたいな、特殊な建物の中に『あたしたち閉じ込められてる、どうしよう…!』みたいな、そういう映画設定とかはよくあるよ」

重藤「へぇー!僕は水泳部で泳ぎ続けてた時に、すごい空を飛ぶ夢を見てたんですよ」

ブルボンヌ「もう水じゃなくて空気がよかったの?」

重藤「そう。『空気がよかった』とか憧れがあったのかなぁ(笑)」

西川「だから面白いですよね。(内容は)ほんとに個人的なものですよね、夢ってね」

さらに、夢の内容が決まっていく過程や、自分で夢であると自覚しながら見る夢「明晰夢」などについても話した。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。

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