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2月14日(木) The News Masters TOKYO 第485回

【7時台】
木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。

●7時は「都内への人口集中進む、社会インフラ整備が急務」のお話。総務省が1月31日に発表した2018年の人口移動報告によると、東京都内への転入超過数は前の年に比べて9%増の7万9844人でした。「職住近接」志向の高まりを受け、都心部への人口流入が続く状況の中、教育や交通と行った社会インフラの整備が引き続き行政の大きな課題となります。

転入者はファミリー層が中心で公立学校での受け入れ確保が急務。さらに通勤客が急増しているため、交通インフラ整備、地下鉄新線の整備を中央区長が都知事に訴えています。

転入超過数が目立った区で藤原さんが注目したのは4位の足立区。以前はマイナスイメージがありましたが、最近では東京23区で「定住率ナンバーワン」を誇る住みやすさとなっています。足立区では「ビューティフル・ウィンドウ運動」や「ワンチャリ・がっちり・ワンロック作戦」「ワンチャリ・ツーロック作戦」などのユニークな行政としての取り組みを展開。足立区の犯罪発生数も23区の平均を超える勢いで減少しているとのことで区民の心にも変化が現れているとのことです。

●7時30分は「入試シーズンピーク、第一志望に合格できるのはたった3割」という話題。2月も中旬となり、入学試験がピークを迎えています。朝日新聞によりますと、去年、東京と神奈川で私立中学校の入試を受けたのはおよそ3万8000人で3年連続で増加しており、今年はさらに増えるとみられています。一方、第一志望に合格する子供は全体のおよそ3割。子供たちの7割が「不合格」という辛い現実に直面しています。

藤原さんはこの度、新刊『僕たちは14歳までに何を学んだか?』を出版。堀江貴文氏や亀山敬司氏のインタビューが収録されています。

【8時台】
木曜日の8時台のニュースマスターは経営改革実践家で、初代横浜DeNAベイスターズ球団社長の池田純さん。

●8時は「ファンサービスで松坂投手を襲った悲劇を繰り返さないための手段とは?」にフォーカス。中日ドラゴンズの松坂大輔投手がファンと接触した際に右腕を引かれた結果、右肩に炎症を起こし、投球練習が出来ず、開幕に向けた調整が遅れています。この事故を契機に、今後はファンサービスの在り方や、選手とファンの距離感が問われることになりそうです。

先週のこの時間、松坂大輔投手、スーパールーキー根尾昂、与田新監督の3人が中日キャンプで注目されていると紹介しましたが、今度はとんだハプニング!この件はアメリカでも報道されました。

日刊スポーツによりますと、事故が起きた場所は、1軍キャンプ地「北谷運動公園」で”最も警備が難しいところ”でブルペン横の立ち入り禁止ゾーンとメイン球場の間のおよそ20メートル。一般人や球団の車も頻繁に通る道で策は置けない一方、選手に気安く触れることができる人気スポット。松坂投手が通る際には数十人が集まり「花道」のようになります。

池田さんは今回の件は警備が難しい場所だからこと、球団側できちんと警備すべきと話します。キャンプはファンと選手がたくさん交流できる機会。これがきっかけで交流が途絶えてしまって欲しくないとのことです。

●8時30分は「女子テニスで世界ランク1位の大坂なおみ選手がバインコーチとの契約を解消」のお話。女子テニスで世界ランク1位の大坂なおみ選手が今週、自身のTwitterでサーシャ・バインコーチとの契約を解消すると発表しました。2017年12月に大阪選手のコーチに就任し、去年9月の全米オープンと先月の全豪オープン「グランドスラム2大会連続優勝」という快挙を達成したコンビの突然の解消は、海外のメディアも驚きをもって伝えています。

契約解消の理由は明らかにされていません。大坂選手のTwitterで「彼のこれまでの貢献に感謝している。今後の幸運を祈っています」とツイートし、それにリプライする形でバインコーチも「ありがとう、ナオミ。君の幸運を祈っている。一員に加えてもらって、感謝している」とコメントを返しているのみ。大坂選手の代理人も「ノーコメント」で正式な契約解消理由がどこからもアナウンスされていません。

プロテニスは、選手がコーチを雇い、移動や宿泊などの全ての費用も負担して、遠征に同行します。他の競技のように、コーチが選手を導くのとはコーチが選手の関係性が大きく違います。バインコーチはコーチ業に関しては初めての人。大坂選手はトップ選手としてのレベルで戦術面、技術面もきっちりコーチできる人を望んでいる飲もかもしれません。またその一方で世界のトップ選手でテニスが完成している選手は意外とコーチをつけないパターンもあります。コーチなしで自分の力を試してみたいと思っている可能性もあります。

【トレンドマスターズTOKYO】
木曜日はユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介する「ヒットの芽」。今日は新しいスタイルの脳トレ「アクティブブレインクラブ」を取り上げました。スマホやタブレットを使って計算やゲームをして脳を鍛えるものですが、これまでと違うのは自分の脳の動きを測りながらできること。

必要なものは、スマホと脳血流を測定する機械=脳活動センサーだけ。センサーをおでこにヘアバンドで固定しすると、前頭前野の脳血流の状態が測れるそうです。「アクティブブレインクラブ」は現在、android7.0以上のスマートフォンに対応近々iPhoneにも対応予定です。

詳細を脳科学カンパニー「NeU」の糸藤友子さんにお話を伺いました。

【マスターズインタビュー】
今週のインタビューのお相手は、鎌倉に本社がある株式会社カヤックの代表取締役CEO、柳澤大輔さん。1998年創業のカヤックは、2002年に鎌倉にオフィスを移転し、2013年には、鎌倉に拠点を置く7人の経営者と地域団体「カマコン」を立ち上げています。”鎌倉をもっと元気にしたい”と始めた地域活動で、現在150名ほどが参加。月に一度、定例会を開き、鎌倉を面白くするためのプレゼンとブレストが行われています。4日目の今日は、カマコンで大事にしているブレストのルールについて…

今日の楽曲ラインナップ
1曲目 Sky High / Jigsaw
2曲目 Girls Like You / Maroon5
3曲目 Blue Valentine’s Day / 大瀧詠一

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