
厚生労働省は1日、1月21~27日の1週間に報告されたインフルエンザ患者が1医療機関当たり57・09人となり、集計が始まった1999年以降最多となったと発表した。入院患者数も昨シーズンを大幅に上回る。今季は子どもが脳症を起こしやすいとされるH1N1型と、高齢者を中心に重症化しやすいといわれるA香港型が同時に拡大しており、流行を深刻化させているとみられる。
国立感染症研究所の砂川富正室長は「1度かかっても、ほかの型にかかる可能性はあるので油断せずに予防を心掛けてほしい」と警戒を呼び掛けている。
砂川室長によると、今季は3シーズンぶりにH1N1型が流行。









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