千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、父勇一郎容疑者(41)の暴力を心愛さんが訴えた学校アンケートの回答のコピーが勇一郎容疑者に渡っていた問題に絡み、「学校が父にアンケートの実施を伝えた」と市児童家庭課の資料に記載されていたことが10日、分かった。市関係者が明らかにした。
勇一郎容疑者の要求に屈してコピーを渡した市教育委員会の行為が「虐待リスクを高めた」と指摘される中、要求の発端を学校がつくっていた可能性が浮上した。
アンケ実施、学校が父親に伝達か 小4女児死亡、市資料に記載
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名越さんはこの事件は大人たちの失態であって、救えた命であると強く話します。また一方で、「もう児童相談所の職員さんに感情的になっても、仕方ないので、そろそろ次のことを考えなければならない」と訴えました。今回の件の問題点は児童福祉司によってスキルの差が激しいこと。なぜなら児童福祉司は国家資格ではなく、社会福祉士などが就ける職業だから。専門知識がないまま、児童虐待の最前線に立たされるケースも多いのです。
根本厚生労働相は児童福祉司について「国家資格化も含めて人材の資質向上を図るための方策を検討したい」と表明しています。他にも名越さんには児童虐待の被害にあった児童と親を離した場合に起こった事例などを挙げて説明していただきました。
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