新NISA口座開設おすすめ6選【2024年最新】新NISAって何?口座開設方法の説明やおすすめ比較も!
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新NISAは2024年から始まった非課税で投資できる制度です。
非課税となる金額の上限が大幅に拡大され、非課税の期間も無期限となったことから、新NISAをきっかけに初めての投資にチャレンジする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、比較的新しい制度のため、まだ具体的なことは分からない方も多いと思います。
新NISAで投資するには証券会社に口座を作らなければなりませんが、一人が作れる口座は一つだけ。
そのため、自分の投資スタイルに合った証券会社を選ぶことが何よりも大切なのです。
この記事では、新NISAの仕組みや、口座の作り方、さらには色々な観点から見た新NISA口座のおすすめ証券会社6社をご紹介します。
※記事内容は2024年10月11日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。
新NISAとは?
まず、NISAの基本的な仕組みをご紹介します。
NISAは金融庁が2014年に開始した非課税で投資を行える制度です。
本来であれば投資で得られた売却益や配当金などの利益に対しては税金が課されるのですが、NISA口座を活用することで、一定枠までの利益が非課税となるのです。
それでは、2024年に開始された新NISAは、これまでのNISAとどのような点が異なるのでしょうか。
これまでのNISAは「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分かれており、どちらか一方の口座しか開設できませんでした。
しかし、新NISAは現行のNISA制度を抜本的に拡充・恒久化することを目的とされています。
そのため「つみたて投資枠」と「成長投資枠」と呼ばれる2種類の枠が設けられ、これらを併用することが可能となりました。
結果、年間に投資できる枠と、全体の投資枠の両方が大幅に拡大。
さらには、課税期間が無期限となったことから、長期的な資産運用をしやすくなったのです。
新NISAの「つみたて投資枠」とは、これまでの「つみたてNISA」のことです。
その名の通り、定期的に投資を積み立てていく方式で、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託に投資できます。
年間の投資枠と非課税保有限度額は以下の通りです。
年間の投資枠:120万円
非課税保有限度額:1,800万円
もうひとつの「成長投資枠」はこれまでの「一般NISA」にあたります。
一括で購入すること可能で、一定の上場株式やETF、投資信託などに投資できます。
年間の投資枠と非課税保有限度額は以下の通りです。
年間投資枠:240万円
非課税保有限度額:1,200万円
そして先ほど説明させていただいた通り、新NISAではこの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方を「併用」できるのです。
併用した場合の年間の投資枠と非課税保有限度額は以下の通りです。
年間の投資枠:120万円+240万円=360万円
非課税保有限度額:1,800万円+1,200万円=3,000万円
このように年間で最大360万円もの金額を投資できるようになり、非課税保有限度額も3,000万円と大幅に拡大されました。
これほど大きな金額を投資して得られた利益が非課税となるため、新NISAは多くの方に注目されているのです。
新NISAの口座を開設するには
新NISAを始めようと思っても、証券会社で口座を開設する方法が分からない方もいらっしゃると思います。
それぞれの証券会社によって異なりますが、今回は「SBI証券」で新NISA口座を開設する場合を例にご紹介します。
1.まず、SBI証券のWebサイトにアクセスして、ご自身のアカウントでログインします。
2.トップページの「新NISA」のメニューから「新NISAの始め方」をクリックします。
3. NISA口座を初めて開設される方は「総合口座と同時にNISA口座を開設する」をクリック、既に他社でNISA口座を開設されている方は「他社でNISA口座を開設されている方」をクリックします。
4.必要な情報を入力して、本人確認書類と個人番号確認書類をWeb上でアップロードするか、郵送で送付します。
5.税務署の審査が行われ、承認されるとNISA口座が開設されます。審査には通常2〜3週間程度かかります。
詳しくは、SBI証券の「新NISAの始め方」のページを参考にしてください。
また、2023年の間に旧NISAの口座を開設していた方に関しては、2024年1月からの新NISAの口座が自動開設されるので、特に手続きは必要ありません。
新NISAにおすすめな証券口座6選
SBI証券
出典:SBI証券
総合口座数 | 1,200万口座以上 |
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つみたて投資枠の取扱銘柄数 | 248本 |
成長投資枠の取扱銘柄数 | 1,263本 |
利用可能なクレジットカード | 三井住友カード Oliveフレキシブルペイ アプラスカード 東急カード タカシマヤカード UCSマークのついたカード 大丸松坂屋カード オリコカード |
ポイント還元率 | 0.5~3.0% ※2024年11月買付分以降 |
SBI証券は新NISAで多くのメリットを提供しています。
成長投資枠では国内外の様々な株式やETF、REITなどに投資でき、つみたて投資枠では長期的な積立や分散投資に最適な投資信託に積立できます。
また、SBI証券は「単元未満株」にも対応しており、IPO取扱銘柄数も業界最多水準。
ポイント還元率の高さも業界トップクラスです。
クレジットカードで支払うと「三井住友カード」や「アプラスカード」などから0.5%から3.0%までのVポイントが付与されます。(2024年11月買付分以降)
三井住友カードを使っている人は多いので、この部分は他の証券会社にはないSBI証券だけの大きな強みと言えるでしょう。
さらには、「投信マイレージ」というサービスも新NISAで利用できます。
これは投資信託の月間の平均保有残高に応じてポイントが貯まる画期的なサービスです。
手数料に関しても、2023年10月からは国内株式の売買手数料が無料で、2024年からは米国株式・海外ETFの売買手数料も無料になりました。
これらのメリットを使えば、初月からポイントをたくさん獲得でき、有利な条件で投資できます。
松井証券
出典:松井証券
総合口座数 | 155万口座以上 |
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つみたて投資枠の取扱銘柄数 | 244本 |
成長投資枠の取扱銘柄数 | 1,142本 |
利用可能なクレジットカード | なし |
ポイント還元率 | 最大1% |
インターネット証券の先駆者として知られる松井証券は、2023年に「投信残高ポイントサービス」を開始しました。
これは、投資信託に最大1%のポイントを還元するという画期的なサービスです。
また、2024年から始まる新NISAでは、日本株・米国株・投資信託の取引手数料が無料になりました。
結果、手数料に関してはSBI証券や楽天証券と同等の水準となっています。
そんな松井証券の真の強みは、他にはないサポート体制にあります。
松井証券NISAサポートダイヤルのコールセンターにはニーズに合わせたサポートができるオペレーターが常に待機しており、時間帯に関係なく迅速に対応してくれます。
さらに、「松井証券リモートサポート」では、ユーザーの実際のパソコンの画面を見ながらオペレーターが分かりやすく説明してくれます。
そのためスマートフォンやパソコンに慣れていない方でも、安心して利用できるでしょう。
このように、顧客の安心感を最優先にした松井証券のサービスは、高い評価を受けており、2023年のオリコン顧客満足度®調査では、「ネット証券初心者部門第1位」に輝きました。
また、ヘルプデスク協会が行う「証券業界における問合せ窓口格付け」でも、12年連続で「問合せ窓口」と「Webサポート」のどちらの部門においても最高の三つ星を獲得しています。
新NISAの口座開設者の9割以上が投資初心者であるという日本証券業協会の調査結果を見ると、サポート体制の重要性が分かります。
新NISAを始めたい初心者にとって、松井証券はうってつけの証券会社と言えます。
マネックス証券
出典:マネックス証券
総合口座数 | 265万口座以上 |
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つみたて投資枠の取扱銘柄数 | 233本 |
成長投資枠の取扱銘柄数 | 1,174本 |
利用可能なクレジットカード | マネックスカード |
ポイント還元率 | 最大1.1% |
マネックス証券は、新NISAで多くのメリットを提供しています。
新NISAの成長投資枠では、日本株・米国株だけでなく、中国株も手数料無料で売買できます。
他のネット証券では中国株の「ETF」にしか適用されないのに対して、マネックス証券では中国の「株式」にも適用されるのです。
マネックス証券は中国株に強く、2,000社以上の銘柄を取り扱っているため、中国株を新NISAの成長投資枠で積極的に運用したい方にはおすすめと言えるでしょう。
また、マネックス証券では、投資信託の積立をマネックスカードで支払うと、マネックスポイントが付与されます。
最大1.1%のポイント還元率があり、これは年会費無料のカードの中では業界最高水準となっています。
マネックスポイントは、投資信託のスポット購入や株式手数料に使ったり、Amazonギフトカードやdポイント、Tポイント、Pontaポイント、nanacoポイント、WAONポイント、ANAやJALのマイルなどに交換できたりするので、とても便利です。
マネックス証券の新NISAを利用すれば、ポイントをたくさん貯めながら、手数料無料で幅広い商品に投資できます。
auカブコム証券
出典:auカブコム証券
総合口座数 | 175万口座以上 |
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つみたて投資枠の取扱銘柄数 | 234本 |
成長投資枠の取扱銘柄数 | 1,119本 |
利用可能なクレジットカード | au PAYカード、au PAYゴールドカード |
ポイント還元率 | 1〜3% |
メガバンクのMUFGと通信大手のKDDIとの連携によるauカブコム証券は、長期的な資産運用に安心感があります。
新NISAでは、現物株式・プチ株®・米国株式・投資信託など、業界でトップ水準の銘柄数を誇り、これらの取引手数料はすべて無料なので、コストを気にせずに投資できることが魅力。
また、NISA口座を開設すると、NISA割という特典があります。
これは、国内株式や国内信用取引の手数料を最大5%も引き下げてくれるものです。
さらに、au PAYカードで投資信託の積立をすると、Pontaポイントが1%還元され、もっとポイントを貯めたいなら、「auマネ活プラン」に加入して、au PAYゴールドカードで新NISA口座にクレカ積立をすれば、12ヵ月間限定で最大3.0%、13ヵ月目以降も最大2.0%のポイントがもらえます。
「ポン活」を楽しみながら投資したい方には、auカブコム証券が最適です。
楽天証券
出典:楽天証券
総合口座数 | 1,100万口座以上 |
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つみたて投資枠の取扱銘柄数 | 239本 |
成長投資枠の取扱銘柄数 | 1,256本 |
利用可能なクレジットカード | 楽天カード |
ポイント還元率 | 0.5~2% |
楽天証券は、新NISAにおいて業界トップクラスの商品ラインナップを揃えています。
そのため、顧客は多種多様な商品から自分の投資スタイルに合ったものを選びやすくなっています。
そんな楽天証券の一番の魅力は、ポイント還元率の高さでしょう。
楽天カードでのクレジット決済や、楽天ポイントでのポイント投資を行うことで、SPUの対象になったり、ポイントが進呈されたりします。
また楽天証券はNISA口座数や満足度の調査で1位を獲得しています。
既に楽天カードや楽天経済圏を利用している方は、まず検討してみるのが良いかもしれません。
楽天証券の新NISAを使えば、資産形成をより効果的に行えることでしょう。
GMOクリック証券
出典:GMOクリック証券
総合口座数 | 100万口座以上 |
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つみたて投資枠の取扱銘柄数 | 38本 |
成長投資枠の取扱銘柄数 | 112本 |
利用可能なクレジットカード | なし |
ポイント還元率 | ー |
GMOクリック証券の特徴は、日本株は売買手数料がかからないので、コストを抑えられることにあります。
投資信託も少額から始められる上に、信託報酬や販売手数料が低いものが多数あることが魅力。
また、新NISAに対応していない商品も豊富に取り揃えられており、FXやCFDなどの投資にも挑戦できます。
このため、GMOクリック証券は、昨今、株式市場での取引高シェアを高めており、個人投資家に人気の証券会社となっています。
新NISAをきっかけに他の投資にも挑戦してみたい人には向いているでしょう。
証券会社の選び方
新NISAを始めるための証券会社の選び方は、以下の4つのポイントを比較すると良いでしょう。
- 取扱い銘柄数
新NISAの特徴は、2種類の枠を使い分けられることにあります。
つみたて投資枠は投資信託に限定されますが、成長投資枠は投資信託と個別株の両方が可能です。
そのため、銘柄数の豊富な証券会社を選ぶことで、自分に合った投資方法が見つけやすくなるでしょう。
- 手数料
新NISAは非課税期間が無期限となりましたが、売却するときには手数料が必要です。
さらに、個別株を買うときにも手数料が発生します。
手数料は証券会社によって違いますが、ネット証券のほうが安く設定されているケースが多いようです。
手数料は投資のコストになるので、証券会社の手数料の仕組みを見比べて、自分にぴったりの証券会社を探しましょう。
- 追加サービスや特典
証券会社によっては、キャンペーンやポイント、投資情報やセミナーなどのサービスや特典が充実しています。
新NISAは長期的な投資なので、クレジットカードの積立や投資信託の保有で貯まるポイントの大きさは無視できるものではありません。
ポイントは、現金や商品券、マイルに交換できることもあるため、便利です。
ポイントサービスの豊富な証券会社を選べば、投資のおまけとして収入になることでしょう。
さらに、口座開設や積立開始で、キャッシュバックや商品券のキャンペーンをやっている証券会社もあります。
キャンペーンは期間や条件があることが多いですが、使えば投資をお得に始められます。
- 使いやすさ
新NISAは長期的な投資になります。
そのため、Webサイトやスマホアプリの操作性が良い証券会社を選べば、投資を楽しく続けられます。
チャート分析や注文方法、口座情報の管理など、自分の好みに合うプラットフォームを探すことが重要です。
操作性については、口コミや体験版などでチェックすると便利です。
以上、4つのポイントを参考にして、自分にぴったりの新NISA証券会社を見つけてください。
新NISAに関するよくある質問
以下に示すのは、新NISAについてのよくある質問とその答えです。
Q.新NISAとiDeCoの違いは何ですか?
A.新NISAとiDeCoの最大の違いは「運用したお金の使い道」の違いです。
言い換えれば新NISAは「さまざまな目的に役立つお金を増やす」ことを目的としてお金を運用しますが、iDeCoは「老後の暮らしを豊かにする」ことを目標としてお金を運用します。
そのため、新NISAとiDeCoではお金を引き出せるタイミングが異なるのが大きな特徴です。
新NISAは引き出す時期は自分で選べますが、iDeCoは最低でも60歳になるまでは引き出せません。
そのため、まずは自分がどんな目的でお金を運用するのかを決めることが大切です。
その上で、新NISAとiDeCoのどちらか、もしくは両方始めるかを決めることがおすすめです。
Q.新NISAを始めるにはどうしたら良いですか?
A.まず、新NISAを始めるにはNISA口座を開設する必要があります。
新NISAの口座は一人一つまでしか開設できません。
また、新NISA口座を開設するには、20歳以上であること、日本国内に住所を持つこと、個人番号(マイナンバー)を取得していることが必須条件となります。
Q.新NISAを始めるときの注意点は?
A.新NISAでは非課税期間が無期限になりましたが、旧NISAで保有している商品は新NISAに移行できません。
非課税期間が終わるまでに売却するか、課税口座に移す必要があります。
また、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠の両方が使えるようになりましたが、金融機関によっては高い手数料を取るために高コストな投資信託をすすめてくる場合があります。
そのため、自分で調べて無理のない投資をできる商品を選ぶことが大事となってきます。
Q.新NISAのクレカ積立とは何ですか?
A.クレカ積立とは、投資信託を購入するときにクレジットカードを利用できるサービスのことです。
クレジットカードのポイントがもらえるので、通常の積み立てよりずっとお得になります。
新NISAは長期的な運用を目指すので、証券会社ごとのクレカ積立で得られるポイント還元率の比較が重要となります。
まとめ
いかがでしたか?
新NISA口座を開設する際には、各証券会社の手数料やNISA対応銘柄、取引プラットフォームの使いやすさなどを検討し、自身の投資スタイルやニーズに最も適した証券会社を選びましょう。
また、サポート体制や追加サービス、特典なども重要な要素です。
安心して投資を始めるためにも、自分にとって最適な新NISA口座を選択することが大切です。
こちらの記事が、皆さまの資産形成のお役に立てれば幸いです。