北本かつらが考える 真空ジェシカのインテリジェンス
『M-1グランプリ2021』決勝に出場したことでも注目されるお笑いコンビ・真空ジェシカの、川北茂澄さん・ガクさんが、2月12日の放送作家北本かつらの「週刊!芸人自身」に登場。真空ジェシカに向いている番組や、ガクさんのツッコミについて語った。
北本かつら「いわゆる“ボケ担当”でずーっとボケるタイプの人が、グルメコメント言ってくれたりとか、街ぶらしてくれるのかな? っていうのが、ディレクターの心配事項なんです。でも僕は考え方が逆で、大喜利的才能がある人の方が町ぶら向いてると思ってるんです」
ガク「へえ~」
川北茂澄「嬉しいです」
北本「さっさとやった方がいい、街ぶら番組を」
ガク「やらせてください!」
川北「今のところ小ボケ出てないですけど、大丈夫ですかね?」
さらに北本かつらさんは、ガクさんのツッコミについて語る。
北本「ガク氏が、僕が素晴らしいと思っているのは、こう……、うまく言えるかな? 嫌な感じにならないように……」
川北「全然。嫌な感じでお願いします」
ガク「嫌ですよ。嫌な感じになるの」
北本「簡単に言うと、ツッコミの人ってボケの通訳というか、かみ砕いてくれる係りもあるじゃないですか? こどもからじいさんばあさんまで、ボケが刺さる外側の人たちに向けて優しくしてあげる係りでもあるじゃないですか? でも、ガク氏の優しさって、偏差値60以上の人にだけ優しいんですよ。これが独特だなって」
ガク「へえ~。僕は全員に優しています。お子さんやお年寄りに向けて喋ってると思っていました(笑)」
北本「すごいそこが、いいなぁっていうか。要はボケにインテリジェンスを感じる芸人さんって、たまにいるじゃないですか。その中でも川北氏のことが際立って素晴らしいと思っているんですけど、ツッコミでその感じが出てるのが新しいなぁって、気持ちいんですよ。ボケとツッコミ、共にインテリジェンスを感じるんです」