生見愛瑠インタビュー 大舞台との向き合い方「~キミはひとりじゃない~ 文化放送 受験生応援キャンペーン」
文化放送の各番組や協力企業が一体となって受験生を応援する「~キミはひとりじゃない~ 文化放送 受験生応援キャンペーン」は今年で4回目。今年度のキャンペーンガールを務める「めるる」こと生見愛瑠さんにお話をうかがいました。
※こちらは文化放送の月刊フリーマガジン「フクミミ」2020年12月号に掲載されたインタビューです。
失敗はその場で終わりにして「次」に切り替える
―― ラジオでのトークを聴くと、とても明るい方だという印象を受けるのですが、ご自身の性格をどう捉えていらっしゃいますか?
生見 性格は、基本的にはポジティブですね。考え込んだり悩んだりすることは少ないです。悩んでいる時間がもったいない気がするんです。失敗からの回復も早いほうだと思います。何か失敗したら、まず思っていることをマネージャーさんの前で口に出します。自分の中に溜め込まずに、その失敗はそこで終わりにして、「次がんばろう」という方向に切り替えます。
あとは、超が付く「せっかち」ですね。本番前にまだ呼ばれてないのに現場に入っちゃったこともあります(笑)。メイクをしながら髪を整えるとか、二つの物事を同時にすることもあります。余分な時間があるともったいないような気がするんです。
―― せっかちなのは小さい頃からですか。
生見 自分がせっかちだというのは、お仕事を始めてから気づきました。やっぱりお仕事にはしっかり臨みたいという気持ちがあるので。
―― お仕事としてはモデルの撮影のほかにテレビやラジオなど様々な分野で活躍されています。
生見 テレビやラジオは自分の素を出して楽しんでいる感じです。モデルはみんなのお手本にならないといけないという思いがあるので、カッコいい部分も出せるようにがんばっています。
―― 「みんなのお手本になろう」と思うようになったのは、いつ頃からですか。
生見 今思うと、小学校4年生のときに読者モデルとしての活動を始めたときなのかもしれないです。モデルになりたいと思っていた頃から、私にとってのモデルさんは憧れの存在で、私もそういう存在になりたいと思っていました。「憧れのモデルさんのようになりたい」という思いは今もあるし、当時よりも強くなっています。
モデルも勉強も「積み重ね」が大切
―― 10月からは『めるるのはっぴーsu??るーむ』でラジオパーソナリティを務めています。
生見 ラジオはとてもやりたかったお仕事の一つだったので、うれしいし、本当に楽しくて放送時間の15分が短すぎますね(笑)。このラジオをきっかけにファンになってくれる方もいて、とてもうれしいです。ラジオでは喋ることをあまり決めずに、その場で感じたことを喋るようにしています。友達と話しているというか、プライベートに近いトークが聴けるようなラジオを目指しています。
―― そして今回「文化放送受験生応援キャンペーン」のイメージキャラクターを担当します。このオファーを受けたときの心境を教えてください。
生見 とても嬉しかったです! 私のファンの皆さんは同年代の方も多く、今ちょうど受験のシーズンの子も沢山いると思います。
さらに今年は新型コロナウイルスの影響もあり大変な事も多いと思うので、少しでも皆さんの力になれるように精一杯応援させていただきたいと思いました。
―― 学校でのテストや勉強に関する思い出などはありますか。
生見 テスト勉強にもいろんなやり方があると思うんですけど、私は一夜漬けタイプでした。勉強は得意じゃなかったのでテストは本当に憂鬱でした(笑)。私は好きなことしかできないタイプで、中学高校のときはモデルの仕事に熱中していたので、勉強のことで皆さんにお伝えできることがないのが申し訳ないです。
―― ただ、モデルという熱中する対象があって、そこに打ち込んでいた努力の方法は、勉強の参考にもなるような気がします。
生見 勉強とつながるかどうかはわからないですけど、モデルの努力としては、たくさんの雑誌を見ながらひたすらポージングの練習をしたり、ファッション用語を一つひとつ覚えたりしました。コーディネートの練習だと思って、普段の私服では同じ組み合わせをしないように毎日考えていました。そういう積み重ねは、続けてきてよかったと思っています。
周囲からの「応援」を力に変える
―― 受験生の皆さんはこれから試験という大舞台が待っているわけですが、めるるさんが大舞台に臨むときに大切にしていることを教えてください。
生見 大舞台でも普段のお仕事でもそうなんですけど、常にベストの状態で臨めるように心がけています。例えばモデルのお仕事だったら、前もって美容室などのメンテナンスに行って、自分の中で完璧だと思える状態に仕上げておきます。ベストコンディションを作っておけば、自信を持って本番に臨めると思うので。
―― 身近な人から「応援された思い出」があれば教えてください。
生見 ファンの皆さんにずっと応援していただいてるから今の私があると思っているので、応援されていることに関しては感謝しかありませんし、それが私の力になっています。また私の家族もすごく応援してくれるタイプで、おじいちゃんは私が出るテレビや雑誌を全部チェックしていて、LINEで毎回報告してくれるんです。
学校の先生に支えてもらったのもいい思い出です。中学3年のときの担任の先生がすごくいい先生で、私が学業とモデルの両立が難しくなったときに、親身になって勉強を教えてくれたことがありました。今でも私が掲載される雑誌を買ってくれていて、お正月に帰省したらみんなでごはんを食べに行きます。当時も感謝していたんですけど、卒業して改めてそのありがたさに気づきました。
―― 最後に、受験生に向けた応援メッセージをお願いします。
生見 毎日本当におつかれさまです。大変な事も沢山あると思いますが、積み重ねたことは必ず結果につながると思うので、体調に気をつけて休憩もしながらがんばってほしいです。皆さんはきっと私の想像を超えるくらいの努力をしていて、本当にすごいと思うし、がんばっている人はとても素敵だと思います。私も皆さんの力になれるように精一杯がんばります! 応援しています!
~キミはひとりじゃない~ 文化放送受験生応援キャンペーン
期間:2020/11/30(月)~2021/2/19(金)
特設サイトには、生見愛瑠さんの撮りおろし写真や受験生への応援メッセージなどを掲載。また、1月中旬に特別企画として、『レコメン!受験生応援スペシャル』を22:00から1時間半の生放送でお送りします。