sajiヨシダタクミ「歌い継いでいきたい」デジタルシングル『スターチス』『フラッシュバック』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
7月22日のゲストはsajiのヨシダタクミさん!
デジタルシングル『スターチス』『フラッシュバック』について伺いました。
『スターチス』は白石さんも出演しているTVアニメ『Helck』第1クール エンディングテーマ。どんな曲にしようと思ったのでしょうか?「お話を頂いたのが2年前。エンディングなんでちょっとミディアムバラードのしっとり系。主人公は一見すると勇猛果敢で豪胆な感じですけど、心の内は凄く繊細。なので繊細な心を伝えてみたいというお話をしました。書き下ろしの曲なので歌詞はアニメの世界観に寄り添ってるんですけど、現実社会における僕らにも通じるものがあるんじゃないかな。仮にアニメを知らない方がこの曲を街並みで耳にした時にもわかるなと思ってもらえるような曲に出来たらいいなと思いました」
TVアニメ『AYAKA -あやか-』エンディングテーマ『フラッシュバック』についても伺いました。「『スターチス』と同じタイミングで作りました。こちらは原作がない作品。オープニングはangelaさんが担当で、どれだけ遊んでも大丈夫という信頼があったので、僕らはバンドっぽい曲にしました。普段はラフの段階からある程度作ってメンバーにも展開するんですけど、今回はギターもベースも本当にざっくりしたものにしました。ふたつとも対照的な曲だったんで、メリハリが効いて楽しかったです」
2曲ともエンディングテーマですが、オープニングテーマを作る時と意識は変わるものなのでしょうか?「sajiになって僕ら4年目なんですけど、最初は分からなかった。違いをあんまり意識してなかったんですけど、それぞれが大事な役割がある。オープニングテーマは顔になる部分、アニメの導入。エンディングテーマはアニメの余韻を受けたみなさんに聞かれるもの。“実はこのキャラとこのキャラの歌なんじゃないか?”みたいに考察されるので、何か余白を残した歌詞を書いてみようとか、書き方も変わります」
アニメタイアップの制作から学ぶこと、sajiとしてのこだわりも伺いました。「89秒のサイズの中に全部を体現するイメージで作るみたいな。例えばカラオケでワンコーラス歌えても、そのあとは知らなかったりする。89秒に全て、匂わせも触れ、詰め込んで遊んで完結するデモになってますね。バンドという意味で言うと、今やみんなやらなくなったギターソロをしっかり入れます。ギターの花形だし、バンドの醍醐味。うちはイントロもギターバチバチ!間奏もちゃんと弾きます」
9月からはツアーがスタートします。「sajiの結成が2019年の後半ぐらい。年明けてから進もうというタイミングでコロナのためにツアーが中止になったり…。バンドを組んで4年目なんですけど、実はライブ自体は10本もやってなくて…。ようやくちゃんとしたツアーに出られるし、声出しも解禁。ツアーファイナルの会場は、前のバンド名で活動していた時に最初に東京でやったライブハウス。はじまりの場所だったので、sajiのはじまりもここにしようという意味で、その時のツアータイトルを10年越しに付けています」
デジタルシングル『スターチス』と『フラッシュバック』はsajiのヨシダタクミさんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「僕らはバンドなので2曲ともライブでお客さんの前で歌って初めて完成。まだ8割のイメージしか僕はないので、ライブをもって完成とできるように、みなさんのために歌い継いでいきたいですね」
≪ゲストからのお知らせ≫
・デジタルシングル「スターチス」「フラッシュバック」、各種音楽サイトで配信中!
・「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」、最終日の8月27日(日)に出演!
・9月21日から『saji one man tour 2023~saji式日進月歩-東名阪編-~』
東京公演は9月25日・19時から、会場はSpotify O-nest。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
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この記事の番組情報
A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE
土 23:00~24:00
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関する楽曲のオリジナルランキングの発表や週替わりで登場するゲストとのトークを通じ…