坂本真綾「凄く濃いです」両A面シングル『まだ遠くにいる/un_mute』への想いを語る!

坂本真綾「凄く濃いです」両A面シングル『まだ遠くにいる/un_mute』への想いを語る!

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文化放送で毎週土曜午後11時から放送しているラジオ番組
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』。
1月21日は坂本真綾さんが登場!
両A面シングル『まだ遠くにいる/un_mute』について白石晴香さん、入野自由さんが伺いました。

こむちゃ登場は1年8か月ぶり。入野自由さんとラジオで一緒になるのは初めてという坂本真綾さん。まずアニメ「火狩りの王」エンディングテーマ『まだ遠くにいる』について伺いました。

「原作は4冊、分厚い小説で読むの大変そうだと思ったんですけど、結構のめり込んであっという間に楽しみながら読みました。人間が自由に火をコントロールできなくなった世の中が舞台。戦争だったり、環境破壊だったり、前の世代が犯した罪のツケを払わせる。そんな世界を懸命に明るいほうに生きていく彼らをちょっとでも背中を押せるように。作品を知らない人が聞いても自分の世界に置き換えて聞いて欲しいし、生まれたら懸命に生きていかなければいけないんだというエネルギーを伝えたかった」

曲はコンペで選ばれたもの。坂本さんの印象は「私自身、いままで出会ったなかで一番難しいくらいの曲。組曲のような、入口と出口が全然違うような曲というオーダーをして作ってもらいました。いろんな景色が見える、なかなか出会えないなという曲。普段、日常で感じることのないテーマをアニメは描くことが多いので壮大になっていきますね」

歌詞は坂本さんが書かれています。「歌詞は毎回時間がかかります。書きたいことを言葉に置き換えるのに、いつも通り時間がかかりました。私が勝手に右脳スイッチと言っているんですけど、理屈じゃなくて出てくる、右脳スイッチで出てきた言葉はなるべく採用するようにしています。メロディの中に“こういう言葉を付けて下さい”という化石のようなものが埋まっていて、それを掘り起こすみたいな感覚ですね」

レコーディングはどうだったのでしょうか?「結構激しい曲なんですけど、歌い上げる感じだと押しつけがましいかなと思って。歌詞の内容も熱いので、激しい曲ですけど、あえて声を荒げずサラっと行くイメージで唄いました」

『un_mute』はTVアニメ『REVENGER』エンディングテーマ。歌詞は岩里祐穂さんが書かれています。「デビュー曲の『約束はいらない』を書いて頂いてからの長いお付き合い。アニメはダークなストーリーが続くのでエンディングテーマは“浄化して欲しい、やさしく包み込んで洗い流してあげるような音楽にして欲しい”という明確なオーダーがありました。岩里さんに“浄化”をテーマに書いてもらったんですけど、止まっていた時間を動き出させてくれるような、読めば読むほどかみしめる部分が変わってくる歌詞ですね。あまりにいいタイトルでおしゃれと思って、ライブのタイトルにも頂いちゃって。『まだ遠くにいる』というタイトルのライブってやだなと思って(笑)」

坂本さんが作詞作曲した『こんな日が来るなんて』の誕生秘話も教えてもらいました。「
ラジオに来たメールに心動かされたことがあって。いくつになっても新しいことあるよねって。人生って分かったふりしちゃいけないんだ、年取っても意外とずっと必死なんだなというのが分かって。両A面が壮大なので、ミニマムな日常を感じる曲にしたいなと思いました」

今回募集したメールテーマ“まだやってないけどやってみたいこと”は「南半球での年越し」という坂本真綾さん。両A面シングル『まだ遠くにいる/un_mute』は坂本真綾さんにとってどんな作品になったのでしょうか?「凄い濃いです!是非フルサイズで聞いてください」

≪ゲストからのお知らせ≫
・両A面シングル『まだ遠くにいる/un_mute』発売中!

【坂本真綾 Official web site [I.D.]】

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