上田麗奈、アルバム『Atrium』のテーマについて語る~10月20日『上田麗奈のひみつばこ』
毎週木曜日23時30分から文化放送超!A&G+にて放送中の、声優・上田麗奈がパーソナリティを務める番組『上田麗奈のひみつばこ』。
10月20日の放送では、ミニアルバム『Atrium』の感想を紹介した。
リスナーから届いた「みんなが経験する心の変化に対して、「間違ってないよ」と肯定してくれるアルバムだと感じました」という感想に対し、上田は、「実際に私が経験したこととかも踏まえつつ作ったミニアルバムだったので、その流れが共感できるものであったんだなっていうのが分かって嬉しいです。18歳で上京してきたときはこんな気持ちだったかなとか、(上京から)何年か経って柵に縛られている自分(もあったな)みたいなところも振り返りつつ、その時はこういう感じだったかなとか。結構いい思い出じゃないものも踏まえていろいろ作っていったんですけど、そういう思い出を全部、1番最後に収録している楽曲「とっておきの便箋」が肯定して、「でもなんだかんだ結果オーライで楽しいよ」って言ってくれているような作品になったなと思います。それを曲調とか歌詞とか歌い方とかから細かく感じてくれているんだなっていうのも驚きですし、一緒なんだなっていう安心感がありますね」と話した。
また、自分への誕生日プレゼントとしてアルバムを購入したというリスナーに対して「誕生日プレゼントですよ!自分が生まれてきてってことに対してのお祝いにこのアルバムですからね」と言い、『Atrium』のテーマについて語り始めた。
「この秋のアルバムを作ろうと思ったときに、今は”肯定”っていうテーマに辿り着いているんですけど、作り始めは「自分が死ぬときに聴きたい曲を作ろう」っていう考え方で始まっていて。秋ってお別れっていうイメージが強かったので、自分が自分とお別れするときや、この世界とか身の回りの人とかともお別れしなくちゃいけないってときに、聴いて穏やかにこの世を離れられる曲を作りたいなって思って。生きるっていうこととか、最終的には死んでしまうってこととか、そういう私の中では大きいテーマに触れて作り始めたので、誕生日プレゼントっていう自分が生まれてきた日におめでとうってプレゼントとして選んでもらえるアルバムになったっていうのがすごく嬉しくて。私も誕生日とか、自分が生きていることとか、頑張ってきたことを肯定したいときにまた聴きたくなる曲になったなと感じていたので、『Atrium』の曲たちが自分を肯定できる良い一枚にこれからもなっていったらいいなって思います。ふとした瞬間にこの曲を聴いて、生まれてきてよかったなとか、この道を選んで良かったなとか、そういうふうに思ってもらえたら感無量です」
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この記事の番組情報
上田麗奈のひみつばこ
木 23:30〜24:00 【リピート】土 15:00~15:30 月 17:00~17:30
声優・上田麗奈さんの一人しゃべり番組。 声優活動の中で出会った作品のことはもちろん、アーティスト活動のことや、普段の上田さんの好きな物・事、わくわくするもの・…